[関東]早大&桐横大が3戦負けなしで首位、慶大&流経大が初勝利:第3節

第90回関東大学リーグ1部

　第90回関東大学リーグ1部の第3節が16、17日に各地で行われた。開幕3連勝したチームはいなかったものの、今節で引き分け、開幕から2勝1分とした早稲田大と桐蔭横浜大が首位の座に立っている。開幕2連勝していた明治大は流通経済大に今季初白星を献上し、3位へ後退している。

　今節では12試合中4試合が1-1のドローとなった。全日本大学選手権(インカレ)の準々決勝“リベンジマッチ”となった一戦。早稲田大は国士舘大に先制されながらも追いつくと、1-1で試合を終えた。2勝1分と無敗を維持して首位に立っている。連勝はならなかった国士舘大だが5位と順位は変わっていない。

　開幕戦で国士舘大(1-0)を下し、第2節では専修大に3-1で勝利した桐蔭横浜大。初勝利を目指す日本体育大と対戦し、1-1で引き分けた。後半31分に先制も、終了間際の後半43分に日本体育大に追いつかれた。逃げ切れなかった桐蔭横浜大だが、2勝1分の勝ち点7で早稲田大と並び、初の首位。対する日本体育大は2戦無得点だったが、今季初のゴールで追いつき、1部復帰後初の勝ち点を手にした。

　開幕2節終了時で首位の座をキープしていた明治大だったが、流通経済大に0-1の敗戦。前半43分に鹿島アントラーズの特別指定選手であるDF小池裕太(2年=新潟ユース)にFKを決められ、最後までゴールを奪えなかった。2戦5失点で2連敗中の流通経済大だったが、小池のFKを守り抜き、今季初勝利を手に入れている。

　2連敗していた慶應義塾大は法政大に1-0で勝利し、今季初白星。前半2分にMF加瀬澤力(4年=清水東高)が決めたゴールを守り切った。2連敗を喫した法政大は9位へ転落している。

　また筑波大は後半2分に先制も、同39分に失点を喫すると専修大と1-1のドロー。順天堂大は、前半33分に駒澤大に先制されながらも、後半7分にハーフタイムに投入されたルーキーMF旗手怜央(1年=静岡学園高)のアシストからFW名古新太郎(2年=静岡学園高)がゴールを奪い、引き分けに持ち込んだ。

【前期第3節】(4月16日)
[駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場]
順天堂大 1-1 駒澤大
[順]名古新太郎(52分=補・旗手怜央)
[駒]大谷真史(33分)

[龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド]
明治大 0-1 流通経済大
[明]小池裕太(43分)

[江戸川区陸上競技場]
慶應義塾大 1-0 法政大
[慶]加瀬澤力(2分=補・増田晧夫)

(4月17日)
[駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場]
桐蔭横浜大 1-1 日本体育大
[桐]眞鍋旭輝(76分=補・岡本一輝)
[日]平川元樹(88分)

[味の素フィールド西が丘]
専修大 1-1 筑波大
[専]氣田亮真(84分=補・佐藤遵樹)
[筑]野口航(47分)

早稲田大 1-1 国士舘大
[早]小林大地(70分=補・相馬勇紀)
[国]平野佑一(1分=藤嵜智貴)

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