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[昌平×NB]“埼玉絶対王者”を目指す昌平高に旋風の予感…プリンスリーグの経験が武器に

ゲキサカ / 2016年4月25日 7時10分

 選手らは商品企画/フィールドオブプレイチームの石橋辰典氏からスパイクについての説明を受けると、早速試し履き。一発で目に飛び込むオレンジ、そして白のカラーバリエーションが特徴の人工皮で作られた「ビザロ PRO HG」、シンプルな黒を基調としているカンガルー皮の「ビザロ FULL-GRAIN」が並ぶ中で、靴幅なども含めた自らに合う一足をチョイスした。

 ビザロを履いて練習に励む選手らを見つめた石橋氏は「最初は違和感があると思いますよ」とつぶやいた。真意を問うと、「履いて、プレーしてみれば分かると思いますよ。試合が終わった時に疲れが違うと思います」とニンマリ。スター選手が着用する欧州基準で作られるのではなく、日本人の足型に合ったスパイクになっていることを強調した。

 試し履きした選手らにも好評だ。全国選手権に出場した2年前の大会で1年生ながらスタメン出場していたMF松本泰志(3年)は、「細身で今までにないフィット感があった。今後も履いていきたい」と唸る。藤島監督が「瞬間的なスピードの速さがある。最近よくなってきて、捕まらなくなった」と急成長を認めるFW本間椋(3年)も「ストレスがなくてよかった。すごく履きやすかった」と笑顔で話した。

 今季の目標を問うと、選手らからは一様に「埼玉五冠」という言葉が返してくる。埼玉県の高体連の大会を全制覇するという意味だが、その権利は新人戦を制した昌平高にしかない。「新人戦で結果を出したことに過信してはいけない」と話した藤島監督も楽しみな部分の方が多いと自信をみせる。そして、「自分たちで落としたんだから、自分たちで上げろ」と、プリンスリーグ復帰をノルマに課している。近年、埼玉県は全国の舞台で結果を残せていないが、今季の昌平高は旋風を巻き起こす可能性を秘めている。

(取材・文 児玉幸洋)

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