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[関東]明治大vs筑波大の好ゲームは2-2のドロー、勝ち点1分け合う

ゲキサカ / 2016年4月24日 17時21分

 同23分に筑波大は鈴木徳に代わり、FW北川柊斗(3年=名古屋U18)を投入。2列目で先発していた西澤がボランチへ入った。同38分には先制点の中野が負傷し、MF三苫薫(1年=川崎F U-18)。同40分にはMF野口航(3年=大津高)に代えて、高さあるDF高柳昂平(4年=名東高)が送られた。

 明治大は後半35分に2枚代え。MF小野雅史(2年=大宮ユース)と岩田に代わり、ルーキーMF佐藤亮(1年=FC東京U-18)とMF伊池翼(4年=横浜FMユース)を送る。佐藤が左サイドから幾度もドリブルで仕掛けてはチャンスを迎えた。しかしゴールネットを揺らすことはできない。

 明治大リードのまま時間は過ぎたが、後半40分過ぎから筑波大が立て続けにCKを獲得。同43分の左CKは枠を捉えることはできず、同45分には西澤の右CKから北川がシュートも枠外だった。それでも、直後の右CKから3度目の正直とばかりにゴールネットを揺らす。

 後半45分、西澤が蹴り入れた右CKからゴール正面でフリーの高柳が打点の高いヘディングシュートを叩き込んだ。出場機会の少なかった主将がみせた意地の一撃。筑波大が土壇場で2-2に追いつき、試合を終えた。

 明治大にとっては痛恨の失点。直前のCK2本では、しっかりとマークし、フリーにさせた選手はいなかったものの、3本目となったこのシーンでは高柳を完全にフリーにしてしまい、失点につながった。服部主将は「1、2本目はちゃんとしていたのに、あの最後のCKだけなぜかマークを代えてしまい曖昧になって、どフリーにさせてしまった」と悔やむ。

 今季初黒星となった前節・流通経済大戦(0-1)では、前半終了間際の43分に決勝点となる直接FKを決められていた明治大。2戦連続で終了間際に失点したため「本当に終わり方、試合の締め方をしっかりしないといけない」と主将は力を込めた。

 とはいえ、4試合を終えて1勝2分1敗と連敗は回避。守護神は「今日は連敗をしないことを第一に考えていたので。追いつかれた側ですが、ネガディブになりすぎないように、リーグ戦は長いのでここからしっかりやっていきたい」と前向きにドローという結果を受け入れた。

 一方、筑波大は追いついてのドローで1勝2分1敗。昇格組ながら地道に勝ち点を積んでいる。アシストの西澤は「追いつくことができて良かった」と安堵の表情をみせながらも「前後半の立ち上がりは受身になってしまっていた。もっと自分たちからいければ……」と悔しさものぞかせた。

 なお、1-1の同点弾を決めた筑波大の全日本大学選抜FW中野は、後半28分に足を痛めて途中交代。すぐさまスタッフから「×」印が出されたために容態が心配されたが、足全体を攣ったのみで大怪我には至らなかったという。

(取材・文 片岡涼)●第90回関東大学1部L特集 

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