決勝アシストの長谷部「いつものドルトムントの怖さがなかった」
ゲキサカ / 2016年5月8日 14時13分
[5.7 ブンデスリーガ第33節 フランクフルト1-0ドルトムント]
ブンデスリーガは7日、第33節を行い、MF長谷部誠の所属するフランクフルトはホームでドルトムントと対戦し、1-0で勝利した。長谷部はボランチでフル出場し、前半14分の先制点をアシスト。チームも今季初の3連勝を飾り、降格圏を脱出した。
「きれいなサッカーではなかったけど、プランどおりの戦いで結果も出たという意味では非常に良かったんじゃないかと思う」。シーズン終盤の3連勝で、順位も残留圏の15位に浮上した。14日の最終節は敵地で16位ブレーメンとの残留争い直接対決となるが、この試合に引き分け以上で1部残留が決まる。
ドルトムントは中盤をダイヤモンド型にした4-4-2を採用。「相手のフォーメーションも予想と全然違う2トップでやってきたし、試合の中でも相手はフォーメーションを変えてやってきた。その中でうまく(失点を)ゼロに抑えられたということは対応できたのかなと思う」。相手のシステム変更や選手交代にも慌てることなく、リーグ屈指の攻撃陣を完封した。
「いつものドルトムントの怖さがなかったかなと思う。後ろのボランチやセンターバックからそんなに良いボールが前に入らなかったので、そういう意味ではあそこにギュンドガンとかがいる、いないは大きいのかなと感じた」
率直に相手の印象を語った長谷部。「相手が2トップでやっているときも、真ん中をとにかく閉めてやっていたので、そこを通されなければ危ない場面はなかった」と振り返ると、「あとは例えばピッチをあえて濡らさなかったのもある。ドルトムントが濡れたピッチのほうが良いサッカーをすると思うので、いろんな要素を含んだ勝利だと思う」と胸を張った。
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