フォーブス誌、レアルが4年連続資産価値トップの栄冠に…上位20位にプレミア8チーム

　米誌『フォーブス』は11日、世界で最も価値のあるサッカークラブのランキングを発表した。レアル・マドリー(スペイン)が4年連続の1位に輝いている。英『ミラー』など複数メディアが伝えている。

　レアルの資産価値は36億ドル(約3913億円)で世界のスポーツチームのなかでは、NFL(アメリカンフットボールリーグ)のダラス・カウボーイズに次いで2位の数字となる。

　このランキングは2014-15シーズンの株式と純負債、収入、営業利益から期間中の平均通貨レートに基づき、米国ドルで計算されている。

　サッカー部門の2位はバルセロナ(スペイン)で35億5000万ドル(約3859億円)。バルサはスポーツ部門全体では、ダラス・カウボーイズ、レアルに次いで3位に入った。

　同部門3位にはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)で32億ドル2000ドル(約3500億円)。4位はバイエルン(ドイツ)で26億8000万ドル(約2914億円)、5位はアーセナルで20億200万ドル(約2177億円)だった。

　6位から10位には、マンチェスター・シティ、チェルシー、リバプール、ユベントス、トッテナムが続いている。

　なお、テレビの放映権で大きな収入を得ているプレミアリーグでは、上位20チームの中にマンチェスター・U、アーセナル、マンチェスター・シティ、チェルシー、リバプール、トッテナム、ウエスト・ハムとニューカッスルの8チームがランクインした。ブンデスリーガよりも、プレミアリーグの視聴率の方が高いことも起因している。

　トップ20チームの平均は14億4000万ドル(約1565億円)であり、昨年より24%上昇している。その理由にはテレビ収入の増収があるという。