「どこがつったのかも分からない」無我夢中でボールを追った清武は声援に感謝
ゲキサカ / 2016年5月15日 21時16分
[5.15 J2第13節 千葉2-0熊本 フクアリ]
積極的な姿勢で勇気を届けたかった。熊本地震の影響を受けて試合開催が困難だったロアッソ熊本の1か月ぶりのリーグ再開初戦。MF清武功暉は、前半3分にチームファーストシュートを放つと、直後にもミドルレンジから仕掛けて惜しいシュートで千葉ゴールに襲い掛かる。「後半にある程度動けなくなるのは仕方がない」。シュート数は両チーム最多の4本。逸機については唇を噛んだ清武も、「今日もすごい声援を貰って、Jリーグっていいな、サッカーって楽しいなと思いました」と喜びを噛みしめた。
無我夢中でボールを追い続けた。最後までピッチに立ち続けたが、両足は限界を超えていた。「どこがつってるかも分からないくらいだった」。それでも最後まで走り続けることが出来たのは、「最後は気力だけで走り切ったというか、本当にしんどかったですけど、サポーターの声援も聞こえていたし、熊本の皆さんが被災地を回っている時もずっと応援してくれたおかげ」と感謝した。
「今日は清さん(清川浩行監督)が最後まで諦めずに、どんなスコアでも最後まで戦おうと言っていた。まだまだコンディションは上がっていないけど、選手全員で戦うことができた。結果は悔しいですけど、日程が詰まっているので、早く勝って波に乗れるように頑張りたいです」
次戦、5月22日に行うJ2第14節も日立柏サッカー場で行うことが決定するなど、“日常”を取り戻すまでの道のりはまだまだ遠い。それでも前に進み続けるしかないことは誰もが分かっている。「次の試合は絶対ゴールを決めて勝ちたいと思います」。次戦は背番号10のゴールが熊本に勇気を届ける。
(取材・文 児玉幸洋)●[J2]第13節 スコア速報
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
G大阪が連勝で首位追走! 清武弘嗣&スリヴカがデビューの鳥栖にシーズンダブル【明治安田J1第23節】
超ワールドサッカー / 2024年7月14日 21時2分
-
34歳になった元浦和「天才少年」 育ての“親”と特別な一戦…敵地「コロシアム」で脅威になった背番号10【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月14日 15時30分
-
清武弘嗣はなぜ鳥栖行き決断? “正直人間”が5月に吐露していた「本音」【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月8日 8時30分
-
元日本代表MF清武弘嗣がC大阪を出て再起! 鳥栖にレンタル移籍…「もう一度認めてもらえるように」
超ワールドサッカー / 2024年7月7日 10時25分
-
先発復帰は「楽しみ50不安50だった」東京V山田楓喜、五輪メンバー発表直前も冷静「もちろん行きたいけど…」
ゲキサカ / 2024年6月30日 8時29分
ランキング
-
1大谷翔平が着用したユニホームは「ゴミ袋」 MLB球宴ユニに批判殺到
東スポWEB / 2024年7月18日 17時6分
-
2サッカー韓国代表への「人種差別発言」に地元メディア激怒 相手選手の「ジャッキー・チェン」発言は許せない
J-CASTニュース / 2024年7月18日 17時4分
-
3「いつもなんですよ」楽天・今江監督の疑問から日程を確認すると…西武戦なぜ週末ばかり?
スポニチアネックス / 2024年7月18日 8時2分
-
4《オールスターで特大HR》大谷翔平の妻・真美子夫人、ドジャース奥さま会で“目立たないように…” 集合写真では前列中央から“後列の端のほう”に立ち位置移動
NEWSポストセブン / 2024年7月18日 7時15分
-
5「面識のない女性を3対1で…」性的暴行で逮捕・佐野海舟容疑者「社会を知らない」と危惧していた父…直前に「プライベートも楽しむ」“意味深”投稿
NEWSポストセブン / 2024年7月17日 19時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)