[関西]阪南大が6連勝で首位キープ、MF國分1G2Aの近畿大が4位浮上:第7節
ゲキサカ / 2016年5月16日 17時9分
第94回関西学生サッカーリーグ1部
第94回関西学生リーグ1部の第7節が14日に各地で行われた。首位に立つ阪南大は桃山学院大に2-1で勝利し、6連勝で首位をキープ。大阪体育大は京都産業大に4-0で勝利し、2戦ぶりの勝ち点3を手にすると、勝ち点18で阪南大と並び、得失点2差で下回っての2位につけている。関西学院大は3戦ぶりの勝ち点3で3位へ順位を上げた。
阪南大が6連勝だ。2節以降複数得点を続けているチームは、桃山学院大と対戦したこの日は2得点。前半3分にMF脇坂泰斗(3年=川崎F U-18)のFKからFW草野侑己(2年=JFAアカデミー福島)のヘディングシュートで先制すると、同11分にはDF甲斐健太郎(4年=立正大淞南高)の得点で2-0に突き放す。
前半26分に1点を返されたものの、後半はスコアは動かずに試合は終了。2-1の勝利で勝ち点3を上乗せ、首位の座を守った。桃山学院大は開幕戦以来、6戦ぶりの黒星で3位から5位へ後退した。
前節で近畿大に1-2で敗れて今季初黒星を喫していた大阪体育大だが、この日は京都産業大に4-0の完勝。前半13分にFW大田賢生(2年=星稜高)のヘディング弾で先制。
1-0で迎えた後半20分には途中出場のFW浅野雄也(2年=四郷高)がドリブルから自らゴール。同29分には獲得したPKをMF末吉塁(2年=初芝橋本高)が決め、3-0に突き放す。同38分には先制点の大田がこの日2点目。4-0の完封勝利で2位を守った。
悪い流れを断ち切ったのは関西学院大。痛恨の2連敗で4位へ順位を落としていたが、立命館大に1-0で勝利し、3戦ぶりの白星を獲得。首位に立つ阪南大と勝ち点3差の3位へ順位を上げた。
決勝点となったのは前半28分にMF武田侑也(4年=野洲高)が決めた一撃。DF高尾瑠(2年=名古屋U18)の右クロスから中央の武田が足で決めた。このゴールを守り切った関西学院大。後半は相手のシュートを公式記録上は0本に抑え、1-0で勝利した。唯一の無敗を守っていた立命館大だが、ついに初黒星。6位へ下げている。
2連勝を飾ったのは近畿大。同志社大に4-0で勝利すると、6位から4位へ上がった。この日の試合では10番のMF國分将(3年=札幌U-18)が1得点2アシストと3得点に絡む活躍をみせている。
まずは前半27分、後方からのロングボールを敵陣内でFW前田拓海(3年=JFAアカデミー福島)が受けるも、身体を入れたDF福地聡太(1年=東福岡高)にカットされる。しかし福地からGKへのバックパスに國分が反応。奪い去るとドリブルで持ち込み、GKを前に難なくシュートを決めた。
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