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日本サッカー界“究極のたられば”…小倉隆史「僕自身が一番見てみたかった」

ゲキサカ / 2016年5月24日 15時21分

日本サッカー界“究極のたられば”…小倉隆史「僕自身が一番見てみたかった」

 今年は、じつに5年ぶりとなる「キリンカップサッカー2016」が開催される。ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、デンマークを日本に迎え、4ヵ国による一発勝負のトーナメント方式で、タイトルを争う。
 大会の復活を記念し、ゲキサカでは日本代表のレジェンドたちにインタビューを慣行した。キリンカップと言えば、この人の名前を挙げる方も多いのではないだろうか。1994年のフランス戦で豪快弾を突き刺した名古屋グランパスの小倉隆史GM兼監督だ。


フランス戦の鮮烈ゴールは
代表での唯一のゴールになった

――キリンカップと言えば小倉さんに話を聞かないわけにいきません。思い出はありますよね。

「代表でデビューさせて頂いた大会なので僕にとっては非常に思い出深いです。数少ない代表キャップの中ですし、ましてや当時フランス代表とやらせて頂いて、点も取らせてもらって。非常に印象深い大会です」

――当時はどのような思いでピッチに立たれていましたか?

「オランダから帰ってきていきなり選ばれた中でしたからね。あれよあれよと出た感じでした。まあ、精一杯走っていたぐらいの感じですね。カズ(三浦知良)さんいるわ、北澤(豪)さんいるわ、柱谷哲(二)さんいるわで、ね。見てきた人ばっかりいたので、代表は凄いなという感じでした」

――フランス戦のゴールは、小倉さんの人生の中ではどういうゴールですか?

「代表で唯一取れた得点なのでね。その後は怪我もあって選ばれることもなかったので、今思えばあそこで取っておいて良かったなと。それもフランス相手だったので、本当に良かったなと思いますよ」

――怪我という部分、小倉さんのサッカー人生で切り離せないワードです。怪我がなければ日本サッカーの歴史が変わっていたとまで言われます。今でも惜しむ声はありますが、そういう声を今、どのように捉えていますか?

「いや今はもう、監督業が始まっているので、そこよりもっていうところですね。現役中はよく言って頂きました。でもそれを含めて小倉という選手だったと思います。たらればを言ったらキリがないんでね。でももし、たらればを言って良いとしたら、怪我無くいっていたらどうなっていたのかは、僕自身が一番見てみたかったですね」

(取材・文 児玉幸洋)

ヨーロッパの強豪3か国が参戦!
激戦必至の「キリンカップサッカー2016」は、6月3日開幕!!

■準決勝
6月3日(金)19:40キックオフ
日本代表vsブルガリア代表(豊田スタジアム)

■決勝または3位決定戦
6月7日(火)
日本代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表またはデンマーク代表(市立吹田サッカースタジアム)

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