[関西選手権]FW出岡が5発!3連覇狙う関学大は9-0の好発進、近畿大など1部3校が姿消す波乱も:3回戦

　第45回関西学生選手権大会の3回戦が21日に各地で行われた。1部チームが登場してきた3回戦で早くも波乱。関西学院大が9得点、大阪体育大が8得点を奪って勝利するなか、1部校の近畿大、同志社大、大阪教育大が姿を消した。中0日の連戦、あす22日には4回戦が行われる。

　関西学院大は大阪市立大に9-0の完封勝利で3連覇へ向けて好スタートを切った。FW出岡大輝(4年=G大阪ユース)が5得点の大活躍。あすの4回戦では関西国際大と戦う。

　びわこ成蹊スポーツ大はルーキーFW井上直輝(1年=立正大淞南高)のハットトリックもあり、京都大に4-0の完封勝利。京都産業大は神戸学院大に先制されながらも追いつくと、後半アディショナルタイム2分のゴールで2-1で勝利した。

　大阪体育大は神戸国際大に8-0の快勝。前半17分にMF池上丈二(4年=青森山田高)のゴールで口火を切ると、FW古城優(2年=堺西高)の2得点やMF浅野雄也(2年=四日市四郷高)の1得点1アシストなどで、8得点。最後までゴールを許さずに完封勝利を果たした。

　1部で首位に立つ阪南大はルーキーFW興津利弥(1年=磐田U-18)の2得点などで、関西福祉大に4-0の快勝。関西大は流通科学大に3-1で勝利し、4回戦へ駒を進めた。

　立命館大はFW木藤舜介(2年=東福岡高)のハットトリックなどで、芦屋大に7-1で快勝。桃山学院大は大阪大に3-0で勝っている。

　一方で1部で4位につけている近畿大は痛すぎる敗戦。京都学園大と対戦すると、0-0で迎えた延長戦でも決着は着かず。PK戦の末にPK9-10で敗退が決まった。また1部の同志社大は先制後に二度リードされ、その度に追いついたが、PK戦の末に姫路獨協大にPK4-5で敗れた。

　今季の1部リーグで最下位に沈む大阪教育大は天理大に0-3の敗戦。前半4、7分と立て続けに失点すると、反撃は叶わず。後半アディショナルタイム3分にも失点して、敗退が決まった。

結果および日程は以下のとおり

■3回戦結果
関西学院大 9-0(3-0) 大阪市立大

追手門学院大 1-5(0-2) 関西国際大

京都大 0-4(0-2) びわこ成蹊スポーツ大

京都産業大 2-1(0-0) 神戸学院大

大阪体育大 8(3-0)0 神戸国際大

天理大 3-0(2-0) 大阪教育大

大阪府立大 0-2(0-1) 大阪学院大

甲南大 0-2(0-0) 大阪商業大

関西福祉大 0-4(0-1) 阪南大