[総体]ユース取材ライター陣が推薦する総体予選注目の11傑(中日本編)
ゲキサカ / 2016年6月19日 22時49分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校総体予選注目の11傑』」
ゲキサカでは熱戦展開中の平成28年度全国総体「2016 情熱疾走 中国総体」都道府県予選の注目選手を大特集。「総体予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に総体予選注目の11選手を紹介してもらいます。第2回は関西を中心にジュニアから大学生、Jリーグまで精力的に取材する森田将義氏による11名です。
森田将義氏:「中日本の15地区から、各府県1人ずつ注目選手を選出しました(愛知と大阪は実際の出場枠に合わせて2人選出)。選ぶ際のポイントにしたのは試合を観た際に、魅力を感じたかどうか。高さ、パス、ドリブル、スピードなどそれぞれの魅力はバラバラですが、どの選手もキラッと光るモノを持っています。インターハイ予選を通じ、その魅力に磨きをかけることができるか。そして、全国の舞台に立てるか。彼らのプレーと共にチームとしての魅力にも注目してもらえればと思います」
以下、森田氏が注目する11名
GK高橋謙太郎(星稜高3年)
「名将・河﨑護監督に『ピッチに監督がいる』と言わしめる程のコーチングが魅力の守護神。ピッチに立つ下級生が多い今年は見晴らしの良い最後尾に立つ利点を活かして、積極的にアドバイスを送るなど声での存在感がより増している」
DF澤田亘輝(三田学園高3年)
「182cmの高さを持つCBながらも、これまでは『落下点を読むのが下手くそだった』と持ち味を活かせずにいたが、主力に定着した今年に入り、自信を掴むと能力が開花。兵庫県選抜の一員としてプレーした3月のガバナーカップではドイツ勢とも互角以上のプレーを披露した」
DF鈴木貫生(一条高3年)
「183cmの高身長が魅力のCB。昨年夏まではボランチを務めたように足元の技術が高く、正確なフィードで攻撃のスイッチを入れることもできる。実兄は2014年度に星稜を日本一に導いたDF鈴木大誠(現筑波大)。『負けたくない』と口にするように兄に続いて、全国で活躍できるか注目だ」
DF長井一真(興國高3年)
「DF北谷史孝(現山口)を筆頭に近年、コンスタントにタレントを輩出する興國高の最新注目作。CBながらも最大の特徴は攻撃性能の高さで、左右両足からの展開力でポゼッションの起点となりつつ、機を見ては最終ラインからドリブルを仕掛けることもできる」
MF河合航希(京都橘高2年)
「昨年、1年生ながら定位置を掴んだSBだが、春休みにボランチでテストされると、米澤一成監督の予想を超えるパフォーマンスを見せ、そのまま定着。3列目から見せる前線への積極的な飛び出しはすでに橘に欠かせないモノになっている」
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