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[総体]強豪連破して4強進出の飛龍、静岡学園を完封も初の全国には届かず:静岡

ゲキサカ / 2016年5月30日 8時38分

[総体]強豪連破して4強進出の飛龍、静岡学園を完封も初の全国には届かず:静岡

[5.29 総体静岡県予選準決勝 飛龍高 0-0(PK4-5)静岡学園高 アイスタ]

 初Vを狙った飛龍高は優勝候補筆頭の静岡学園高を無得点に封じたが、PK戦で敗れて決勝には届かず。菊川達也監督は「PKはしゃあない。決定的なチャンスをつくれなかった」。悔しさを滲ませながらも、敗退を受け入れていた。

 出場停止によって主力2人を欠いた状態で臨んだ準決勝。守備からペースを握った飛龍は相手の強力攻撃陣にゴールを許さない。後半は両サイドから再三ドリブルで仕掛けられたが、右SB遠藤優(3年)とCB佐藤敬樹主将(3年)が連係でボールを奪うなど強固なディフェンス。前線、中盤の献身的なプレスバック含めて運動量も落とさなかったチームの守備面については指揮官も及第点を与えていた。

 3回戦で選手権予選覇者の藤枝東高を1-0で破り、準々決勝ではプリンスリーグ東海で首位争いを演じる藤枝明誠高をPK戦の末に撃破した。それでも静岡の壁の厚さを学ぶ大会に。強豪を連破してもさらに強敵を倒さなければ初の全国にたどり着くことはできない。菊川監督は「PKでも何でも(勝利に)持って行かないといけない。甘くないです」

 選手権では初の全国へ再挑戦する。得点力向上は強化ポイント。この日はMF増田隼大(3年)やFW山本榛真(3年)のキープからMF勝田晃太郎(2年)やMF前島将也(3年)が中盤から飛び出してチャンスもつくったが、相手に十分な脅威を与えられたとは言い難い。期待の2年生MF平野光弥ら個の成長、そしてコンビネーションを高めて秋の静岡制覇に挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016

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