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負の連鎖にはまる流通経済大、JFL首位・流経大ドラゴンズと選手入れ替えも

ゲキサカ / 2016年5月30日 23時13分

 またMF新垣貴之(2年=流通経済大付柏高)の名前を挙げると「付属上がりの選手で、高校時代はまったくでしたが、今はサイドのプレーでは一番。すごいものを持っていますよ」と太鼓判。まだまだ大学リーグでは見せていない戦力が豊富にあると強調した。

 指揮官がこう話すのも、現在大学リーグでもがいているメンバーたちの奮起を期待してのもの。JFL組の底上げによるチーム内競争で、ジャーメインらトップチームメンバーが再び目を覚ますのを待っている。

 なお、毎週水曜日に行うチーム内でのトレーニングマッチではドラゴンズがトップチームに勝利する状況がずっと続いているのだという。指揮官はトップチームについて、「漠然といいことをしようとして、チームとして何をするかができていない。それぞれにどういう役割があって何をするべきなのか。一人ひとりが勝手に“いいこと”をやろうとしているから、こういう結果になる」と厳しく指摘した。

 関東大学リーグの次節・慶應義塾大戦は既存のメンバーで戦うが、その後の前期最終節・桐蔭横浜大戦からは“新生・流通経済大”になる可能性が高い。

「大学リーグは混戦になっているのが唯一の救い。(上位3校の)筑波、明治、法政はもう全然いい」と割り切った中野監督は「本番は後期。今の大学生は分からない。これで大臣杯を優勝したりするかもしれないですしね」と不敵に笑った。

 11位とはいえ中位の5位とは、わずか勝ち点3差。2連勝すれば大きく上位にジャンプアップする可能性もある。JFLで快進撃をみせた選手たちが加わるなか、たった1試合をきっかけに、流通経済大が脅威の巻き返しを図るかもしれない。

(取材・文 片岡涼)

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