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日本vsブルガリア 試合2日前のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年6月1日 18時31分

 この1年間を振り返って、選手にペーパーを渡した。我々のアイデンティティーはこうですよというのを見せた。すべて文書にして説明した。ロッカールームにも貼れるし、守備の原則が何か、攻撃の原則が何か、FKでは何をすべきか、心理面もメンタル面もすべて説明して渡した。次に向けた準備のためだ。勝つ文化というものも伝えた。それは我々に欠かせないフレーズになる。どんな相手もリスペクトはするが、勝つトライをしようと。もちろん負ける試合もあるが、どんな相手にもコンプレックスを抱かないチームになってほしい。海外組には疲労もあったと思うが、厳しいトレーニングをしてくれたので私は楽観的でいられる」

―キーパーの選考基準は?
「この試合でもあらゆるトライをしようと思う。何人かの選手に関して、このポジションでもできるかどうかというのを見たい。キーパーに関してだが、(川島)永嗣は(事前合宿を含めて)ここに長く一緒にいる。おそらくプレーする可能性は大きいだろう。厳しいトレーニングをしてくれた。GKコーチともディスカッションしてきた。彼は野心を持って、先発を奪いたいという強い気持ちを見せてくれた。ただ、だれが優先順位の1位かは決めていない。最終予選にかけて、まだまだ発展があると思う。みなさんは9月1日に優先順位の1位が見つかるのではないか。今のところだれが1位かを言うことはできない」

―本田の代わりにだれを起用するのか?
「本田はプレーしない。リスクは取りたくない。親善試合だし、だれかがケガをするということはこれからもある。他の選手にチャンスを与えないといけない。我々のオーガナイズ(システム)に大きな変化はないだろう。ただ、(本田)圭佑とは違ったタイプの選手が出る。我々のプレーがどういう変化をするかはその選手による。本田はここ数年、A代表のキーだった。簡単に彼に代わる選手はいない。ただ、予選を戦ってきて、本田がいない試合もあった。シチュエーションが変わったので、1人2人、彼の代わりに使うことになるだろう。クオリティーは本田とは違うレベルかもしれない。

 監督は若手の選手を使う勇気を持たないといけない。私には若手にチャンスを与える勇気がある。大島、小林祐希はすぐにプレーさせるのではなく、次への準備というのもある。これまでのトレーニングで、選手に関して多くの情報を得ることができた。映像で見るより、こうして練習で見るほうが多くの情報を得られるし、意見交換もできる。各個人に映像を用意し、各個人と話をした。『これは良いが、これは向上できるよ』という映像だ。この合宿は本当に有効になっている。本田にもプレーしてほしかった。これだけ素晴らしいパフォーマンスでトレーニングしたのは初めて。本当に素晴らしいパフォーマンスだったので残念だ」

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