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[総体]「リベンジという思いだけ」で戦った綾羽が宿敵・野洲を撃破!初の決勝進出!:滋賀

ゲキサカ / 2016年6月3日 20時42分

 逆に終盤、前掛かりとなった相手の背後を突く綾羽は34分、敵陣でのインターセプトからPAへ飛び込んだ菅河がPKを獲得。これを中井が右足で決めて勝利を決定づけた。綾羽の岸本監督は「全国で勝つために逆算してやってきた」。今年の3年生たちは3年前の全国高校選手権初出場を見て入学してきた世代。当時同様にボトムアップ型育成を導入しているチームは選手権の80分間勝負を勝ち抜くための走力を身につけるために、自分たちを追い込み、走り抜くことができるチームを目指してきた。前線にスピードのある選手が揃うものの、決して技術レベルが高い訳ではない。だが、岸本監督が「昨年の反省は点取れるけれど取られる。守備に特化してチームづくりをしようと意識してやってきた」と語るように、走力と守備を磨いてきたチームは野洲をシャットアウトし、「ウチが野洲をゼロに抑えられたのは初めてだと思う」(岸本監督)という会心の勝利を果たした。

 初の全国総体まであと1勝。だが、チームに緩みはない。中地は「決勝進出で歴史変えたとかあまり喜んだり、余韻に浸らずに行く。野洲に勝つことと、全国に行くことが目標。切り替えて明後日の決勝に臨みたい」。2つの目標を達成して全国で勝つ。

[写真]前半29分、綾羽はDF中地のゴールで先制

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016

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