[総体]名門復活の序章。福島東が郡山商を下し、決勝へ進出!:福島
ゲキサカ / 2016年6月5日 8時47分
県予選を前にして、斎藤監督は「一歩引くことにした」とリーグ戦とは少し違う戦い方を選択。キーワードは「開き直り」で、「まず自分の得意なプレーをやりなさい」と選手たちに促した。ドリブルが得意ならまずドリブルで仕掛けること、走るのが得意な走ることを徹底する。要求をシンプルにして、「理想とするサッカーにはほど遠いけれど、勝つことで自信を付けさせてあげたかった」(斎藤監督)と考えを変えた。
ただ、別に何かをあきらめたわけではない。チームのOBだけに「本当に福島東を強くしたい。心底なんとかしたい」という思いに揺らぎはない。そのためにも「一番はたくましくなってもらいたい。すぐに答えを『教えてもらいに来る』選手ではなく、自分で考える選手になってほしい。社会に出て行ってからも、つらいことから逃げるような人間にはなってほしくない」というのが指導の根幹にはある。目指すは「とことんまで追い込まれたことで、少し生命力がついた」選手たちと共に成長していくこと。もしかするとこの大会は、名門復活の序章として語り継がれることになるかもしれない。
(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「奪う力」で注目度向上。興國の2年生MF樺山文代志はインハイを「『勝負の大会』にしたい」
ゲキサカ / 2024年7月20日 12時10分
-
[MOM4759]尚志MF大内完介(3年)_京都MFの助言で前向きに。復調の「点を取れる」レフティーが2試合連続決勝点
ゲキサカ / 2024年7月6日 23時58分
-
「まず守備から」の尚志が市立船橋を4-1撃破。“好循環”の連勝で地元開催のインハイへ弾み
ゲキサカ / 2024年7月6日 22時59分
-
個人、チームで再現性を出した崩し。三重がタフな四中工をPK戦で下して「一歩前進」の三重決勝進出
ゲキサカ / 2024年6月26日 19時24分
-
5発でプリンス関東2部無敗首位をキープ。山梨学院は隙をなくし、プレミア勢とも互角に戦えるチームへ
ゲキサカ / 2024年6月23日 6時9分
ランキング
-
1《19歳飲酒・喫煙でパリ五輪辞退》体操女子・宮田笙子の実家は「400年以上の歴史を誇るお寺」エースが抱えていた「精神面での課題」
NEWSポストセブン / 2024年7月19日 18時10分
-
2エース不在の体操女子日本代表 4人で決戦の地パリ入り
スポーツ報知 / 2024年7月19日 23時10分
-
3オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然【体操女子・宮田笙子 飲酒喫煙でパリ五輪辞退の波紋】#2
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月20日 9時26分
-
4【体操】宮田笙子 五輪辞退に同情も…危機管理専門家「昔はよくあったは通用しない」
東スポWEB / 2024年7月20日 6時8分
-
5五輪を辞退した宮田笙子について青学大の原晋監督が私見「飲酒、喫煙は残念。ただ、五輪に出られないのは酷。再起のチャンスを」
スポーツ報知 / 2024年7月19日 18時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください