[総体]相手の起点封じ、楠木と澤村がゴール!中津東が7年ぶりV!!:大分
ゲキサカ / 2016年6月6日 18時52分
平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技(広島)への出場権を懸けた大分県予選決勝が6日に行われ、中津東高が2-0で情報科学高に勝利。7年ぶり2回目の全国大会出場を決めた。
序盤は準々決勝をPK戦、準決勝も延長戦の末に勝利して勢いに乗る情報科学が押し気味に試合を進める。12分には右FKをファーサイドで合わせたMF森田来輝のヘディングシュートがゴールを襲い、MF岩本翔太郎が詰めようとするが、いずれもDF黒川涼太が身体を張ってブロック。情報科学は15分にも、この日抜群の存在感を放っていたMF塚崎仁志がドリブルで仕掛けて得意の左足を振りぬいたが、ポストを叩いて先制することができない。
中津東は相手の2トップに対してマンツーマンディフェンス。中盤のポジショニングが改善されたこともあって徐々にその効果が高まり、情報科学の攻撃の起点を封じると、中盤でボールを収めたMF佐藤剛主将が散らし役となってサイド攻撃を繰り出した。26分にはMF橋本絋希の右足ミドルのこぼれをFW原田誠也が右足で狙うなどチャンスをつくった中津東は後半2分、FW小野輝の左クロスをファーサイドのDF楠木裕二が頭で流し込んで先制点。さらに12分には左サイドで素晴らしい突破を見せたDF曽我大樹の右足シュートのこぼれ球をMF澤村幸宜が押し込んでリードを広げる。
情報科学は後半21分にワンツーから塚崎の放った左足シュートが再びポストを直撃。終盤も橋本が運動量を発揮するなど、走り切った中津東が2-0で勝ち、夏の全国切符を獲得した。
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