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[コパ・アメリカ]バネガ&ディ・マリアが1G1A!前回決勝再現カードはアルゼンチンがチリを下し、雪辱果たす

ゲキサカ / 2016年6月7日 13時8分

 ベンチ前に駆け寄ったディ・マリアは「おばあちゃん、あなたがいなくなりとても寂しい」と描かれたアンダーシャツを天に掲げて、感極まった表情。ゴールにも笑顔はなく、この日に亡くなった祖母へ哀悼の意を捧げた。

 直後の後半9分にチリは最初の交代カードを切り、DFエウヘニオ・メナ(サンパウロ)に代わり、FWファビアン・オレジャーナ(セルタ)を送る。

 しかし、またもゴールネットを揺らしたのはアルゼンチン。後半14分、敵陣内で右サイドでボールを失いかけるが、ガイタンがスライディングで引っ掛ける。こぼれを拾ったマスチェラーノが縦へパス。ディ・マリアが持ち込み、最後はPA左のバネガが低い弾道の左足シュートをニアへ決めた。2-0と差を広げた。

 何とか1点を返したいチリは、後半23分にバルガスに代えて、FWマウリシオ・ピニージャ(アタランタ)を投入。しかしゴールは遠く。獲得したCKもシュートで終わることはできない。

 後半28分には2点リードのアルゼンチンが最初の交代。イグアインに代わり、FWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)。同35分にはディ・マリアに代えて、MFエリク・ラメラ(トッテナム)を投入した。同42分には試合を締めるべく、ガイタンに代わり、MFマティアス・クラネビッテル(A・マドリー)を送った。

 チリは後半37分に最後の交代枠を使い、アランギスをDFホセ・ペドロ・フエンサリダ(ウニベルシダ・デ・チレ)に代える。なかなかゴールが遠かったものの、後半終了間際のアディショナルタイム3分にFKからフエンサリダがヘディングシュートを叩き込み、意地をみせた。

 そのまま試合は終了。メッシを温存したアルゼンチンがチリに2-1で勝利。前回大会決勝の雪辱を果たし、今大会初白星を手にするとともに勝ち点3を上乗せた。

●コパ・アメリカ2016特設ページ

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