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[MOM1796]駒澤大高MF服部正也(3年)_速くて、真面目で、走りきれる。“駒大高を象徴する選手”が決勝点

ゲキサカ / 2016年6月7日 20時42分

[MOM1796]駒澤大高MF服部正也(3年)_速くて、真面目で、走りきれる。“駒大高を象徴する選手”が決勝点

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.6 関東高校大会決勝 八千代高 0-1 駒澤大高 ゼットエーオリプリスタジアム]

 関東高校サッカー大会決勝後、駒澤大高の大野祥司監督は、MF服部正也を「僕の中での大会MVP」と断言した。「長距離走も短距離走も速くて、真面目で走り切れる。ウチを象徴する選手です」と賛辞を惜しまなかった。

 MVPと言われた服部当人は「いや、ビックリしました」と笑う。決勝点を記録したものの、本来は黒子タイプのボランチだ。「自分はあまり上手いほうじゃないので、(セカンドボールを)拾ってシンプルにつなぐことを意識している」と語る。全国8強入りを果たした昨年のレギュラーボランチが運動量で勝負するタイプだっただけに、「先輩たちみたいにしっかり走って貢献することは意識している」とも言う。

 とはいえ、走るだけの選手で終わる気もない。「チャンスがあれば前に出て行こうと思っていたし、実はトップチームの選手で僕だけ公式戦で点を取っていなかったので、周りに言われていたので」と、決勝点については素直に喜ぶ。「足を出したら入ったという感じ」だが、折り返しのボールが来ると信じて準備し、相手DFより素早く反応したからこそのゴールで、ラッキー弾というわけではあるまい。

 FWからサイド、そしてCBまで経験してきた駒大の誇るマルチプレーヤーは、学年で3番に入るという秀才でもあり、文武両道を実践してきたお手本のような選手でもある。昨年度の全国8強入りから「目指す場所がすごく高くなった」というチームにあって、勉強との両立は決して簡単なことではないが、「やり甲斐があるので」と意に介さない。「インターハイは行けるところまで行きたい」と早くも次の舞台を見据えていた。

(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016

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