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東京Vが中後PKで先制も…岐阜がDF阿部弾で追いつき、連敗を3でストップ

ゲキサカ / 2016年6月8日 21時1分

[6.8 J2第17節 東京V1-1岐阜 味フィ西]

 J2第17節が8日に各地で行われた。東京ヴェルディはFC岐阜と対戦。前半終了間際45分にMF中後雅喜のPKで東京Vが先制するも、後半4分に岐阜が追いつき、1-1で引き分けた。東京Vはこれで3戦勝ちなし(2分1敗)。岐阜は連敗を3でストップさせた。

 東京Vは前節で負傷した影響でDF安西幸輝が今季初の欠場。右SBをDF田村直也が務め、DFウェズレイが14戦ぶりの先発でDF井林章とCBを組んだ。また直近4戦連続先発していたFW高木大輔がベンチスタート。FW平本一樹が5戦ぶりに先発した。

 3連敗中の岐阜はDF田代雅也が3月26日の水戸戦以来、12試合ぶりの先発。MF小野悠斗は7戦ぶり、2列目右ではMF田中パウロ淳一が4試合ぶりに先発起用された。

 前半立ち上がりは岐阜のペース。開始3分にはMFレオミネイロが左サイドからドリブルで仕掛け、自らシュートを打つもGK鈴木椋大に止められる。同16分にはFWレオナルド・ロシャがドリブルで仕掛け、左サイドへ抜けたDF鈴木潤がゴール前へ折り返すもDFにクリアされた。

 押し込まれる時間の続いていた東京Vだが、前半20分過ぎから立て続けにチャンスを得る。前半23分にはMF高木善朗の左CKからファーサイドのFWドウグラス・ヴィエイラがヘディングシュートを狙う。枠を捉えるがゴール前へ詰めていたDFに阻まれた。

 前半36分には敵陣内でDF安在和樹がボールを奪取。高木善に預けて左サイドへ抜けると、リターンをダイレクトで折り返す。ファーサイドのドウグラスが落とし、最後はゴール前のMF杉本竜士が狙ったが枠を外れた。

 徐々に流れをつかみ始めた東京V。すると前半44分、安在のロングボールを受けたドウグラスがワンバウンドしたところから、DF2枚の間を抜け出そうとPA内へ仕掛ける。ここでDF阿部正紀に倒され、PKを獲得した。キッカーを務めたのはMF中後雅喜。冷静に正面へ決め、東京Vが先制に成功した。

 さらにリスタート直後にも決定機。センターライン付近でボールを奪った平本からドウグラスへつなぎ、右サイドへ杉本が抜け出す。惜しくも中への折り返しは味方に合わなかった。1-0で前半を終える。

 後半開始から岐阜は選手交代。鈴木に代わり、DF岡根直哉を投入。岡根がCBを務め、阿部がSBに回った。するとこの交代が功を奏した。後半4分、小野が左サイドからドリブルで持ち込み、中へ入れる。これはこぼれたものの、拾ったパウロがマイナス気味に折り返す。最後はゴール前右へ詰めていた阿部がシュートを決めた。PK献上のDFが汚名返上の一撃。試合は1-1と振り出しに戻された。

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