[MOM1804]成立学園FW森田裕也(3年)_四国からやってきたストライカー、チームに“泥臭さ”加え2発!
ゲキサカ / 2016年6月13日 21時22分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.12 総体東京都予選準々決勝 東京朝鮮高 0-3 成立学園高 清瀬内山G]
四国からやってきたストライカーが成立学園高に“泥臭さ”を加え、快勝に導いた。エースFW竹本大輝(3年)を負傷で欠いて迎えた準々決勝。「(初戦敗退した)関東大会では自分結果出せなくて。大輝怪我しているし、チームメートからプレッシャー掛けられていた。あと、お母さんから『シュート意識して頑張れ』とLINEが来ていた」というFW森田裕也(3年)が後半に結果を残す。
まずは先制した直後の後半4分、「相手の集中がちょっと切れていた。フリーになっていたので(鈴木)皓に要求したら良いボールが来た」とMF鈴木皓のスルーパスで抜け出すと、切り返しから左足シュートをゴールへ叩き込んだ。さらに後半19分には勝利を決定づけるビッグプレー。前線から相手GKにプレッシャーをかけてボールを奪い取る。「2年の時にセカンドチームだったんですけど、森岡コーチに『前から追え』とずっと言われて、行くことを意識していました」というFWはそのまま右足で3点目をチームにプレゼントした。
2点リードしている中で体力をコントロールすることなく、フルスロットルで走ってもたらした“泥臭い”ゴール。成立学園は宮内聡監督が「今、チームで点取り屋と行ったらアイツ。雑なところもあるけれど思い切りがある」と評するFWが決めた2ゴールで強敵・東京朝鮮高を沈めた。
「特長はもうシュートだけです。あとクロスに飛び込むこととDFから離れる動きは佐藤寿人選手から学びました」というFWは中学時代、愛媛FC U-15新居浜に所属。自宅のある高知市から車で送ってもらったりして通っていたという。高校進学時に「セレクションだけ受けようと」関東の強豪校を受験したところ、合格し、上京することを決意した。「高輪台戦も自分がゴール決めてチームを勝利へ導けたらいいと思います。今年が最後なんで絶対に全国出たいです」。今年の全国総体開催地は広島。四国から駆けつけてくれる家族の前で勇姿を見せるためにも、必ずあと1勝して全国舞台に立つ。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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