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流血もフル出場したクロアチアCBが話題、チームドクター「1試合で4回も包帯を巻くなんて経験ない」

ゲキサカ / 2016年6月15日 10時31分

流血もフル出場したクロアチアCBが話題、チームドクター「1試合で4回も包帯を巻くなんて経験ない」

 クロアチア代表は12日のグループリーグ第1節トルコ代表戦を1-0で制した。チームに勝ち点3をもたらし、血を流しながらもプレーを続けたCBベドラン・チョルルカ(30)が話題となっている。

 トルコ戦に先発出場したチョルルカは前半に競り合いで負傷。頭全体を覆うように包帯を巻き、その後も何度も包帯を巻きなおし、にじみ出る血を気にせず、強い気持ちで試合終了までピッチに立ち続けた。そんなチョルルカに敬意を表し、ラッセル・クロウ主演の映画『グラディエーター』を彷彿させる、オリジナルの包帯姿をした写真が投稿されるなどSNS上で話題となった。

 欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトによると、クロアチアのチームドクターであるボリス・ネメツ氏は「この仕事に就いて以来、過去に経験したことのない怪我だったね。これまで数えきれないほどの治療を施し、普通の人には想像もできないほどさまざまな傷を見てきたが、1人の選手に1試合で4回も包帯を巻かなければならないなんて、そんなことは1度もなかった」と驚きを隠せなかった。

 なお、クロアチアは17日にチェコ戦を控えているが、ネメツ氏は「チョルルカは頭を3針縫ったが、心配することはない。次の試合には間に合うはずだ」と次戦に問題ないとした。
●EURO2016特設ページ

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