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[総体]「相手に『あいつは何を考えているんだ?』と思わせるプレーを」進化した10番MF冨山V弾で関東一が全国へ:東京

ゲキサカ / 2016年6月18日 20時18分

 昨年の全国総体。ベスト4進出という快進撃を続けるチームの中で、自分のプレーに対する物足りなさを感じていた。「ゴール前までは侵入出来ていたし、スルーパスも出せた。でも、肝心の自分のシュートが少なく、1点だけで終ってしまった。ドリブルで仕掛けても、最後にパスを出すだけの選手では怖くないし、自分を出し切った気が全然しなかった」。

 自分を出し切るために、彼は『分かりやすい選手』から、より『分かりにくい選手』になることを決めた。最後まで相手に『シュートもあるよ、パスもあるよ』と思わせて、ベストな選択をする。そして、最終的な選択に対しては、自信を持ってプレーをやりきる。全国を経験し、より自分を見つめ直したからこそ、このゴールは生まれた。

「全国で結果を出す。出るからには、昨年見た世界の先の世界を見たいと思っています」。
「先の世界」を見るにはファイナリストになるしかない。ノーマークだった昨年と違って、今年は「前回ベスト4」として全国のチームはマークをして来る。当然、その中で冨山が警戒されるのは間違いない。包囲網が敷かれるであろう中で、彼はどこまで進化をした駆け引きをみせてくれるのか。彼がより「何を考えているか分からない」選手になった時、自ずと「先の世界」は見えて来るはずだ。

(取材・文 安藤隆人)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016

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