[U-16インターナショナルドリームカップ]U-16日本代表MF喜田は世界トップクラス相手に球際健闘も「止める蹴るをもっと」
ゲキサカ / 2016年6月25日 7時31分
[6.24 U-16インターナショナルドリームカップ第2節 U-16日本代表 1-2 U-16マリ代表 鳥取市営]
勝負のキーポイントとなった中盤での攻防戦。U-16日本代表は前半終盤へかけていい形でボールを奪う回数を増やしていた。ダブルボランチの一角として先発したMF喜田陽(C大阪U-18)はマリ(15年U-17W杯準優勝)の圧倒的なスピード、瞬発力に苦戦しながらも、よく前方に入り込んで突破をブロックし、挟みこみの部分でも健闘していた。
「身体を入れるところ、身体能力高いのでそういうところは意識していました。前半最後の方は慣れてきて、球際とかできていました」。昨年の欧州遠征でイングランドやフランスとの対戦経験のあった喜田にとってマリの身体能力は脅威ではあったが、驚くほどではなかったという。それでも森山佳郎監督から「テンション落としたら一気にやられる。絶対に45分集中して」というメッセージのあった後半の序盤、相手に中央から豪快に崩されて連続失点。世界トップクラスの強豪であり、また特有の身体能力を持つ相手にも対抗できていた時間は長かったが、それをより増やさないといけないことを感じさせられた90分間となった。
チーム含めて「全然できていないです」と猛省。特に攻撃面では相手のプレスをかいくぐるためにより早い判断と精度の必要性を感じた。中盤で前を向く機会は何度もあったが、判断の遅れた縦パスは全てカットされた。右SBにポジションを移した終盤はより顕著に。「3タッチ以上、4タッチとかしたらすぐかっさらわれていた。もっと質を普段から上げていきたい。(相手のプレスが)速く感じました。止める蹴るをもっとやっていきたい」。
「チームとしては日本らしい距離感を。きょうやったマリのような選手いたら勝てない。もっと組織的にやりたいです」。この日対戦したマリのような同世代の世界トップレベルの相手に勝つために個人のレベルアップはもちろん、チームとしても、もっとこだわって、日々を過ごす。
(取材・文 吉田太郎)
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