[プレミアリーグEAST]横浜FMユースは右SB常本主将が勝ち越しヘッド!チームトップの3得点目
ゲキサカ / 2016年7月4日 19時50分
[7.2 高円宮杯プレミアリーグEAST第7節 横浜FMユース 3-2 FC東京U-18 保土ヶ谷]
横浜F・マリノスユースは前節ケガのために欠場していた右SB常本佳吾主将(3年)が勝ち越しゴールを決めた。同点に追いついてから9分後の後半17分、MF山田康太(2年)の左CKにファーサイドから飛び込んだ常本は頭でゴールへ押し込んだ。
これまでCKの際はゴール前にポジションを取るのではなく、カウンターに対応するために後方で待機していた。だが、「(コーチ陣と)前に行きたいというのを試合前に話してそれが良かった。これまでもCKではキッカーが良いボールを蹴っていると思っていた。(自分のゴールも)上手く相手外して良いボールが来たので当てるだけでした」。元々、中学時代はCKからのヘッドを得意としていたという常本。チームの得点力を高めるために前で勝負したいという思いを結果に結びつけた。
チームは前節まで1勝2分3敗で9位。流れのいい時間帯で得点することができずに逆に一瞬の隙を突かれて失点していると感じていた。この日も前半終了間際にCK後の攻防からPKを献上。だが「(失点して)気落ちしちゃうところがあったので、そこはキャプテンとして前を向かせて自分たちのサッカーをやろうと話しました」。後半チームは巻き返し、自身もゴールでチームを後押しした。
自身のミスから2点目を許すなど全てにおいて満足はしていないが、チームにとっては大きな勝ち点3。これから7月のプレミアリーグ2試合と、連覇のかかる日本クラブユース選手権へ向けて常本は「クラブ予選から少しずつやりたいサッカーが見えてきた。熱い中でどこまでやれるか楽しみです」。常本はプレミアリーグでチームトップの3得点。勝ち点を伸ばせない中でもゴールでチームを鼓舞してきた主将は果敢にゴールを目指し続け、勝利に貢献する。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2016プレミアリーグEAST
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