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[プレミアリーグEAST]メリハリ利いたプレスで柏U-18完封!流経大柏が開幕8戦目で初勝利!

ゲキサカ / 2016年7月10日 21時10分

 流経大柏は後半立ち上がり、FW古谷三国(3年)と左SB市川侑麻(3年)のクロスが立て続けにゴール前を横切り、18分には中村のスルーパスから交代出場FW河西守生(3年)の決定的な左足シュートが柏U-18ゴールを脅かした。運動量低下とともに柏の中盤3選手にプレスを剥がされるシーンが目立つようになり、また攻撃面でも悪い形でボールを失うなど苦しい時間帯が続いたが、それでも柏にシュートを全く打たせない。関らが歯を食いしばって走り続けたことが終盤に歓喜をもたらす。

 39分、流経大柏は中盤でボールを拾った関がドリブルで前進。FW生方ジャラール勇(3年)の動きによって相手CBの対応が遅れたことを見逃さなかった関は、そのままドリブルで持ち込んで右足を振りぬく。強烈な一撃がU-17日本代表GK猿田遥己(2年)の手を弾いてゴールへ突き刺さった。

 待望の先制点を喜んだ流経大柏は試合再開後もギアを落とさずにハイプレスを継続。関は「相手は失点して落ち込んでいる。相手の心を折りに行くことが大事だと思うので、プレス掛けに行きました」。それでも柏U-18は中央へ縦パスが通るシーンが増え、相手DFに圧力をかける。そして43分にはFW太田泰河(3年)の右クロスから最後はゴールエリアのこぼれをMF中村陸(3年)が左足で狙ったが、枠を外れて追いつくことができなかった。

「今まではラストで失点していた。そこは集中して、声出してできたのでそれが勝利に繋がったと思います」と佐藤。これまであと一歩のところで勝ちきれなかった流経大柏だが、最大の武器であるプレッシングを効果的に活用して初勝利を挙げた名門はここから残留、上位進出へ巻き返す。同じく苦しんで7位で残留した昨年の前期成績は2勝7敗。それだけに、選手たちは次節の市立船橋高戦を制し、昨年の成績を上回って後期を迎えることしか考えていない。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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