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鹿島、降格圏甲府と打ち合いドロー 甲府は新外国人ドゥドゥが魅せる

ゲキサカ / 2016年7月17日 20時16分

[7.17 J1第2ステージ第4節 甲府3-3鹿島 中銀スタ]

 鹿島アントラーズが敵地で降格圏の17位に低迷するヴァンフォーレ甲府と3-3で引き分けた。鹿島としては勝ち点3を確実に積み上げたい一戦だったが、手痛いドロー。連勝は2で止まった。一方の甲府は2戦連続で引き分けている。

 試合は開始早々から動きを見せた。前半3分、甲府は左サイドからの崩しを見せると、FW田中佑昌のクロスからゴール前の混戦を作る。最後はMF稲垣祥が押し込み、幸先よく先制に成功した。

 しかしここが鹿島が鹿島たる所以、失点直後の前半6分、オーバーラップしたDF西大伍がエリア内に侵入。クロスはファーサイドまで流れるが、MF杉本太郎が押し込み、同点に追いつく。杉本はプロ3年目で嬉しい初ゴールになった。さらに鹿島は同27分、MF遠藤康が直接FKを蹴り込み、逆転に成功した。

 ただ、甲府は第1ステージ王者相手に食い下がる。後半に入ると5分にセットプレーからMF黒木聖仁がヘディングシュートを決めて同点。そして同24分にはこの日が甲府デビュー戦となったFWドゥドゥが鮮やかミドルを蹴り込み、なんと甲府が試合をひっくり返した。

 だが鹿島はこのままでは終わらない。後半26分、MF柴崎岳が入れたアーリークロスにMF中村充孝が頭で飛び込む。中村の3試合連続弾で鹿島がドローに持ち込んだ。

●[J1]第2ステージ第4節 スコア速報

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