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[国際ユースサッカーin新潟]甘さ、課題あったU-17日本代表、堀同点FKもクロアチアとドロー

ゲキサカ / 2016年7月18日 8時39分

[国際ユースサッカーin新潟]甘さ、課題あったU-17日本代表、堀同点FKもクロアチアとドロー

[7.17 国際ユースサッカーin新潟第2節 U-17日本代表 1-1 U-17クロアチア代表 スポアイランド聖籠]

 日本、メキシコ、クロアチアのU-17代表チームとU-17新潟選抜が総当りのリーグ戦で優勝を争う「第20回国際ユースサッカーin新潟」は17日、第2節を行った。初戦でメキシコに2-0で勝ったU-17日本代表は、同じく初戦勝利のクロアチアと対戦。0-1の前半21分にMF堀研太(横浜FMユース)が2試合連続ゴールとなる直接FKを決めて同点に追いついたが、最後まで勝ち越すことができず、1-1で引き分けた。U-17日本代表は大会最終日の18日、U-17新潟選抜と戦う。

 試合終了の笛が鳴り響くと、会場にはどこかやり切れない空気感が残った。後半、日本はボールを支配して攻め続けていたものの、勝ち越し点が奪えず。クロアチアは難攻不落の相手ではない印象だったが、山口素弘監督が「上手く“殺された」と表現したように、日本は良さを出しきれなかった。自陣PAで構えて守る相手の術中にハマり、ショートコンビネーションで強引に破りに行ったところを奪われてカウンターで押し戻されてしまう。ボールを持てていたが故に攻め急いだ部分もあった。そしてゴール前でクロアチアのCBを上回るまでの迫力も無かった。局面での攻防で劣勢となった日本は逆にクロスまで持ち込まれてピンチを迎えるなど、悔しい内容のドロー。主将のCB中川創(柏U-18)は「ゴール前でもっと良い形出さないといけないとか、守備も自分たちからもっと迫力持たせてやらなければいけなかったんですけど、ゲーム通してそんなに自分たちの良さが出せなかった」と唇を噛んだ。

 日本はメキシコ戦から先発4人をチェンジ。4-4-2システムのGKは猿田遥己(柏U-18)で4バックは右SB石原広教(湘南ユース)、CB中川、CB青山夕祐(名古屋U18)、左SB藤松航矢(鳥栖U-18)。中盤は井澤春輝(浦和ユース)と村田聖樹(川崎F U-18)のダブルボランチで右MF堀研太(横浜FMユース)、左MF藤本寛也(東京Vユース)。2トップは田川亨介(鳥栖U-18)と中島元彦(C大阪U-18)が務めた。

 猿田、青山、藤松、村田が今大会初先発。連勝を目指した日本だが、ハートの部分含めて厳しく指摘されるゲームとなった。試合前、ハーフタイム、そして試合後、山口監督からは厳しい言葉が何度も飛んでいた。「日の丸つける意味を考えろ」。試合前から緩みがあったことについては選手たち自身も感じ取っていたが、それを変えられなかった。指揮官から「緩んでいるぞ。どこかに隙がある」と指摘されて臨んだ一戦は、開始4分に背後を取られてFWミシェル・シェゴ(ハイデュク・スプリト)に先制点を献上してしまう。

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