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[NB CHAMPIONSHIP U-13]「仕掛ける」武器持つ無名の街クラブ、FC LAVIDAがJクラブ勢破って初代王者に!

ゲキサカ / 2016年7月25日 17時51分

 鹿島つくばJYは同じく交代出場した立山が球際で良くファイト。ボールを粘り強く繋いで前線まで運んだが、LAVIDAはリームリーダーの八木がしっかりと危険を消し、CB岡崎爽多も粘り強い守りを見せる。そしてセカンドボールをMF井野文太とMF上垣武人が拾うと、井野、島村が要所で効果的なドリブル。村松明人監督は「つなぎ倒したいJクラブに対して逆転の発想ですね。押し込まれた時に蹴り返してしまうと相手のCBに跳ね返されてしまう。だからウチは中盤をすり抜けるようなイメージでいきたい」。押し込まれる中、ロングボールで逃げるのではなく、スペースを探してそこへドリブルでボールで運んで苦境を脱する。そしてチャンス、シュートに繋げる“逆転の発想”。この日も井野や島村が苦しい時間帯で中盤からドリブルで打開し、シュートに繋げていたことも勝因となった。

 鹿島つくばJYは後半22分にFW垣田将吾の左クロスを五町が左足で叩くが、これもゴールならず。前日の1回戦、準決勝では紙一重の勝負をモノにした鹿島つくばJYだったが、この日はあとわずかなところで流れを引き寄せることができず。LAVIDAが鹿島ジュニアユース、サガン鳥栖U-15に続いてJクラブ3連破を果たして栄冠を手にした。井野は「相手のプレスがキツかったですけど、シュートを打てるところでしっかり決められたのが良かった。(これから)LAVIDAの名前を全国に広げたい」と語り、本間は「まだまだ倒していないところがある。他のJ下部とかに負けないように。倒していきたい」と言い切った。仕掛ける武器を持つ少年たちの集まった埼玉東部の新鋭が、これから公式戦での躍進や個々の活躍をさらに続けて、LAVIDAの名前を全国区にする。 

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2016

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