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[adidas×流経大柏]千葉頂上決戦で延長V弾のエース、FW中村翼「自分が決めないとインハイも勝てない」

ゲキサカ / 2016年7月27日 10時31分

―その間、意識して磨いてきたことは
「やっぱりゴールを決められない時は前の守備を頑張って、守備を頑張れば攻撃に繋がると思ってやっていた。練習から守備を意識していましたし、自分は『前から追えない』と言われていたので自主練で自分から走ったり。技術より気持ちとか体力の面を意識して行っていました」

―チームのために活躍することを目指して
「自分にボールが回ればゴールに繋がるとか、翼に渡ったら点が決まるとか思われたいですね」

―下級生から出場して活躍もしていたが、あと一歩のところで殻を破りきれない印象があった。わずかなところで苦しんできた
「ゴール前までは良いんですけど、最後の結果、ゴールを奪えないというのが自分の課題だと思っている。中学校からそんなにシュートは得意じゃなくて、シュート練もしているけどゴール前で慌てているというか。チームも残留争いで結果がなかなか出なかったことが影響していたかもしれない。もっと冷静にいけば決められるところを強引に行ったり、冷静さを欠いていた」

―今年もプレミアリーグでは苦しんでいるが、チーム復活のためのキープレーヤー
「ここから自分が決めないとインハイも勝てないと思いますし、プレミアも降格してしまう。ここから自分が活躍するという強い気持ちを持ってやりたいです」

―adidasの新スパイクのコンセプトは“光のスピード”。自分自身にとってスピードとは
「自分が得意なのはドリブル。自分が意識しているスピードはドリブルの時の緩急で、一瞬のスピードですね。そこを意識しています」

―そのちょっとところで変わってくる?
「自分は飛び抜けて足の速い選手ではない。でも、一瞬のスピードで相手の後ろとかに入れば、足が自分より速い選手でも置いて行けると思うので意識していますね」

―流経大柏は普段からスピードを重視しているチーム
「持ちすぎるとダメですし、速い攻撃を求められる。常に判断を持ってやらないとトップチームでは厳しいですね」

―着用した「ACE」の印象を
「フィットして横ズレもあまりないのでいいですね」

―個人として一番自信を持っているのは
「ドリブルです。目標は宇佐美選手みたいな選手ですね。前までは相手が飛び込んでから抜きに行っていたんですけど、今は自分から仕掛けて抜く。『怖くない。だから怖くなれ』と言われたので。来てかわすというよりは自分から仕掛けてグイグイ行くようにしている」

―全国大会へ向けて、今年のチームの強みは?
「良い時は守備で粘り強く、良く走り、元気のいいサッカーをする。市船との決勝みたいにみんなが声出していい雰囲気でやれれば負けない。それは自分たちの強みだと思いますね」

―インターハイで観客や関係者にここを見てほしいというところは?
「自分が持ったら何か起こるとか、この選手に渡ったら面白いというところを見て欲しいです」

―目標は
「得点ランキングに入って、チームとしては絶対に日本一行く力があるので、日本一目指していきたい」

(取材・文 吉田太郎)

★関連ニュースはゲキサカ×アディダス特設ページ『THE METHOD』でチェック

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