興梠の使い過ぎに注意!? リオ五輪代表、攻撃の優先順位は“奪って速く”
ゲキサカ / 2016年7月27日 19時1分
リオデジャネイロ五輪代表は26日、翌27日に行われるCSセルジッペとの練習試合に向けてブラジルのアラカジュでトレーニングを行った。2日連続でホテルで静養しているMF大島僚太(川崎F)はこの日も37度1分の熱があり、引き続き静養することになった。
練習はランニングから始まり、フィジカルトレーニング、ボールを使ったトレーニングをこなすと、フォーメーション練習へと移行。攻撃の組み立ての際にはDF塩谷司(広島)、DF岩波拓也(神戸)、DF植田直通(鹿島)とCBが蹴り出すロングボールから特にサイドを崩す形を繰り返した。
実はロングボールからの組み立てはメニューに入っていなかったようで、急きょ取り入れたようだ。その意図を手倉森誠監督が明かす。「(興梠)慎三の足元に収めてという意味合いが多いのは嫌だったし、慎三にも裏へと走ってもらう。裏を狙うからこそ、彼の足元が効いてくる。その優先順位を理解してもらいたかった」。
最前線にキープ力の高いFW興梠慎三(浦和)が入ったことで、彼の足元を経由する攻撃パターンが構築されつつある。しかし、あくまで手倉森ジャパンの攻撃の優先順位は「奪って速く攻めること」であり、その部分を改めて強調するトレーニングとなった。
その後はフルコートでの11対11を行い、最後に攻撃陣はシュート練習、GK陣はクロスへの対応などをこなして練習を終えた。
■11人対11人並び(※=トレーニングパートナー)
ビブスなし
興梠 浅野
中島 南野
原川 遠藤
藤春 植田 塩谷 室屋
櫛引(中村)
ビブスあり
小川※
渡辺※ 矢島 井手口 小島※
冨安※
亀川 秋葉コーチ 岩波 スタッフ
杉本※
翌日にはブラジル4部のCSセルジッペとの練習試合が行われる。五輪代表として初の対外試合で、「まずは個人個人のコンディションをしっかり確かめる。そして攻守におけるオーガナイズに対して、しっかり自分の置き場所を理解してもらいたい」と指揮官は狙いを語った。
(取材・文 折戸岳彦)
●リオデジャネイロ五輪特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
大岩Jは「新たな扉をこじ開けて」 OA不在はアドバンテージにもなる…アテネ五輪主将が伝えたい“教訓”
FOOTBALL ZONE / 2024年7月24日 17時50分
-
パリ五輪GL初戦の地ボルドーに到着! U-23日本代表は“19人目”山田楓喜が合流、荒木は終盤別メニュー
ゲキサカ / 2024年7月21日 3時32分
-
「WBCの野球はベストメンバーなのに」パリ五輪サッカー男子日本代表に向けられる厳しい意見! 最強メンバー揃わず戦いへ…「OA枠を使わない理由」と「メダル獲得の確率」
集英社オンライン / 2024年7月20日 10時0分
-
浦和加入後出番なく…待望の初先発で「MOM」と絶賛の活躍 古巣対決で躍動「純粋に楽しかった」
FOOTBALL ZONE / 2024年7月16日 7時40分
-
なでしこJがパリ五輪へ始動! 猛暑の国内合宿初日は1時間半トレーニング、1対1やミニゲームなど強度高いメニューこなす
ゲキサカ / 2024年7月8日 21時0分
ランキング
-
1東京五輪での不正を否定「ドローン映像は見ていない」 スパイ行為で揺れるカナダ元GK「勘違いしないで」
THE ANSWER / 2024年7月26日 22時35分
-
2柔道・永山竜樹が敗戦判定に憮然 握手拒否で畳を降りず、3分後に礼「『待て』って聞こえた」 ブーイングで会場騒然
THE ANSWER / 2024年7月27日 19時51分
-
3バレー日本戦で珍事 コート上の五輪マークが次々剥がれ…五輪→四輪→2.5輪「面白すぎる」ネット騒然
THE ANSWER / 2024年7月27日 18時8分
-
4男子バレー日本は黒星発進 フルセット激闘で格下ドイツに苦杯、52年ぶりメダルへ厳しい船出
THE ANSWER / 2024年7月27日 18時23分
-
5パリ五輪金メダル第1号は中国ペア 射撃混合エアライフル
スポニチアネックス / 2024年7月27日 18時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください