1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[総体]尚志のドリブルが効果発揮、2回戦で師弟対決実現!

ゲキサカ / 2016年7月27日 19時2分

 それでも後半3分に尚志がリードを奪う。常盤の右CKをニアのストーンの位置にいたDFがクリアミス。これがニアサイドのゴールネットへ吸い込まれて2-1となった。畳み掛けたい尚志は直後にもビッグチャンスを作ったが、FW渡部公平(3年)のシュートをGK中島がビッグセーブ。佐賀東は中盤にポジションを落とした川内が配球役となり、また選手交代でフレッシュな選手を投入して反撃するが、尚志はGK堀江亮博(3年)が守備範囲の広さを見せたほか、後半は背後へのパスを通させない。それでも、両SBが高い位置を取ってほぼ2バックで守る佐賀東は中島を中心に我慢強く守って終盤にビッグチャンス。32分、川内とのコンビネーションで左サイドを突いたMF石橋翼(2年)がDFの逆を取り、最後は折り返しから川内が右足を振りぬいたが、シュートは枠左へ外れてしまう。

 尚志は34分に獲得したPKを高橋が失敗。最後まで余裕のある展開にはならなかったものの、1点差で勝利した。昨年はプリンスリーグ東北で初優勝。そこから主力がほぼ入れ替わったチームについて仲村監督は「ボクの思い通りにならないから、いいのかもしれない」と笑う。細かい部分にいくつも課題を残したが、それでも白星は離さず。常盤は「自分たちの目標は全国制覇。(2回戦は流経大柏戦だが)守備はもっとやれると思うし、しっかりやっていけばいい結果が出る」と語り、高橋は「明日もチーム全員でひとつになれば、勝てない相手ではない」。初戦は自滅してしまった部分もあったが、自分たちはまだまだやれる――。その自信を持って、尚志が目標とするプレミアリーグ勢の流経大柏に挑戦する。

[写真]前半6分、尚志は高橋が先制ゴール

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください