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[総体]我慢強く、粘り強く。昨年8強の“山陰の雄”米子北が横浜創英をPK戦で撃破

ゲキサカ / 2016年7月29日 7時6分

 7分、MF木澤海智(2年)とのコンビネーションからMF栗原迅平(3年)の放った右足シュートが枠左へ僅かに外れると、逆に前半に比べて増えだしたスペースを米子北に突かれてしまった。正確なパスを配球する10番MF山室昂輝(3年)と豊富な運動量でチームを牽引するMF田中宏旺(3年)が良い流れをもたらし、左MF小橋亮介(3年)の縦突破などからチャンスをつくった米子北は15分、崎山が右中間のスペースへパス。これに走りこんだFW伊藤龍生(3年)がDFのタイミングを外してから右足シュートを放つ。強烈な一撃はファーサイドのポストを叩いてからゴールネットに吸い込まれた。

 前半を我慢した米子北がもぎ取った同点ゴール。逆転するまでには至らなかったものの、持ち味を発揮した米子北が3回戦進出を決めた。中原は「歴代の先輩に比べたら堅守はできていない」と語り、伊藤も「今年は粘り強さは全然ないチームというのは分かっているんですけど、その粘り強さは米子北高校はやらないといけないもの。だけど、先輩たちに比べたらまだまだない」と厳しい。試合後には田中から「きょうの試合じゃダメだ」という声も飛んでいた。「今年は個性が強い」(城市総監督)集団だが、自分たちを戒めながら少しでも伝統の強さを身につけようとしているイレブン。14年度選手権優勝校の星稜との注目対決も粘り強く、我慢強く突破する。

[写真]PK戦の末、16強入りを決めた米子北。(写真協力=高校サッカー年鑑)

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016

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