[総体]大迫に憧れる注目ストライカー・米子北FW伊藤、課題残すもポテンシャル示す同点弾
ゲキサカ / 2016年7月29日 7時51分
[7.28 全国高校総体2回戦 横浜創英高 1-1(PK4-5)米子北高 広島広域公園第一球技場]
米子北高は「毎試合点を取ることを心がけています」というエースFW伊藤龍生(3年)が同点ゴールを決めた。
0-1の後半15分、FW崎山誉斗からのスルーパスで右中間のスペースへ走りこんだ伊藤は、当初シュートが打てるタイミングがありながらも躊躇したように映った。だが、それはDFの動きを見極めていたからの判断。「ボールも伸びていたし、相手の足も伸びてきていた。早く打っても足に当たって入らないかなと思って遅らせて打ちました」。
シュートを遅らせたことでコースはより限られていた。さらにシュートを打つにはより難しい体勢になっていたが、腰を捻りながら思い切り良く撃ちぬいたシュートはファーサイドのポストを叩いてゴールへ吸い込まれた。
神戸U-15出身で180cmの長身と高い身体能力を持つ大型ストライカー。前半は「(動きの面で)やらないといけないことができていなくてチームに迷惑をかけていた。チームの中心になることができていなかった」というが、3トップの中央から、後半3分に投入された崎山との2トップへ移行してロングボールが増えると、強靭なストライカーは存在感を増す。
そして高いポテンシャルを十分に示す同点弾。まだまだプレーの連続性がなく、この日は体力面も物足りなかった。ハードワークを徹底するチームメートたちのおかげで得点数を増やしてきているが、まだまだやらなければならないことがある。日本代表FW大迫勇也に憧れるFWは高校サッカーで圧倒的な差を示していた大迫のようにハイレベルなストライカーへ成長するか。まずは課題を改善すること。そして「ゴール前でのシュートとヘディングです」という武器をより発揮してチームに白星をもたらす。
[写真]後半15分、米子北はFW伊藤が右足で同点ゴール。(写真協力=高校サッカー年鑑)
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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