[クラブユース選手権(U-18)]「声の力」で4試合全て無失点!FC東京U-18の堅守を支えるGK波多野豪
ゲキサカ / 2016年7月29日 16時15分
[7.29 日本クラブユース選手権(U-18)大会決勝T1回戦 FC東京U-18 2-0 浦和ユース 前橋総合]
第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は29日、ノックアウトステージラウンド16(決勝トーナメント1回戦)の8試合が行われた。前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場ではDグループ1位のFC東京U-18と、Aグループ2位の浦和レッズユースが対戦した。
FC東京は37分、MF内田宅哉(3年)のクロスからMF伊藤純也(3年)がヘディングシュートを決めて先制。後半、浦和の反撃をしのぐと、アディショナルタイムにはU-16日本代表のFW久保建英(中3年)がドリブル突破から放ったシュートを浦和のU-19日本代表DF橋岡大樹(2年)が手に当てハンドの判定。久保が落ち着いてPKを決め、2-0でFC東京U-18が勝利した。
FC東京U-18はここまで4試合全て無失点。「前線から守備してパスコースを限定して、後ろの選手がボールの行方を分かりやすくしています」と先制ゴールの伊藤が語るように、前線からの守備も大きいが、最後の砦であるGK波多野豪(3年)の存在も大きい。196cmの長身で、U-19日本代表選出経験もあり、J3のU-23チームでも2試合出場。ハイボールへの絶対的な強さもさることながら、コーチング能力も高い。時には最前線の選手へも大声で指示を出す。「無失点で終えることが自分の仕事。みんなが命をかけて必死にやってくれているので、僕も一試合一試合死ぬ気で守っているから無失点が続いています」。後半は浦和のセットプレーが続き、DF鈴木海都(3年)のプレースキックからピンチを迎えたが「キッカーが良かったので、みんなで声を出して足を止めずに守り切ろうと声をかけました」と味方に集中を促し、枠に行ったFKもワンハンドで掻き出す活躍を見せた。
佐藤一樹監督は「ピッチの中で主体性を持って問題を解決しようとする声が出ていました」と勝因を語る。波多野をはじめとする問題解決のための「声の力」は大きな強み。堅守を武器にFC東京は8年ぶりの優勝を目指す。
(取材・文 小林健志)▼関連リンク
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