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“どアウェー”も歓迎 DF藤春「Jで言ったら埼スタのような感じ」

ゲキサカ / 2016年7月30日 11時58分

“どアウェー”も歓迎 DF藤春「Jで言ったら埼スタのような感じ」

 公式“練習”とは思えないような光景だった。翌30日に五輪ブラジル代表戦を控えるリオデジャネイロ五輪日本代表は、試合会場のセーハ・ドウラーダ・スタジアムで最終調整を行った。

 15時半から日本、17時からブラジルの公式練習が行われたスタジアムは一般開放されたこともあり、日本の練習前から多くのサポーターが詰めかけた。ピッチ脇を報道陣が通るだけでも「ありがとう」「こんにちは」「頑張って」と多くの声が掛けられる環境の中、日本代表がピッチに姿を現すと、大歓声が巻き起こる。選手たちはスタンドに向かって一礼をして、練習を開始した。

 前日、体調不良のためホテルで静養したDF岩波拓也(神戸)も復帰。ボールを使ったトレーニングやフィジカルトレーニングを行うと、4-2-3-1のシステムを採用したフォーメーション練習に移行。ここでアウェーの洗礼を浴びる。選手がシュートを外すたびに「ワーオ」「ブー」と大きな声が飛んできた。

 異様な雰囲気の中での練習となったが、DF藤春廣輝(G大阪)は「どアウェーみたいな感じですね。練習でもこんなに人が集まるというのは、さすがブラジル」と話した。直後にブラジルの練習があるため、時間が経つにつれてサポーターの数は増えていき、メインスタンドからゴール裏までの1階席は人で埋め尽くされた。

 その後は11人対11人のミニゲーム、セットプレーの確認、シュート練習が行われて、約1時間の公式練習を終えた。なお、発熱のため3日間ホテルで静養して前日からトレーニングに復帰したMF大島僚太(川崎F)は、ミニゲームから別メニューをこなした。

 練習とは言え、プレーの一つひとつに反応するサポーターに藤春は「日本ではなかなか味わえない雰囲気」と語ったが、試合当日はさらにサポーターの圧力が強まることが予想される。しかし、「逆に相手チームのファンが多いほど、やりやすいですね」とニヤリ。

「Jリーグで言ったら、レッズの埼玉スタジアムでやるような感じ。逆に燃えるし、そういう完全アウェーの中で勝てたら最高に気持ち良いはず」と闘志を燃やした。

(取材・文 折戸岳彦)
●リオデジャネイロ五輪特集

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