[総体]中心選手が意地の一撃、流経大柏MF本田憲弥が決勝点
ゲキサカ / 2016年8月1日 8時20分
[7.31 全国高校総体準々決勝 履正社高 0-1 流通経済大柏高 広島広域公園補助競技場]
流通経済大柏高はMF本田憲弥(3年)が決勝点を叩きだした。0-0の後半4分、PAへ切れ込んだMF菊地泰智をサポート。左足シュートのこぼれ球を左足でゴールへ押し込んだ。ボランチの位置から大きく飛び出して決めた値千金の一撃。「ボテボテのシュートだったんですけど、1点は1点だったので。絶対にこぼれてくるかなと思って走ったので良かった」と笑顔を見せた。
ハーフタイムを終えた直後の時間がひとつの勝負だと考えていた。「そこをやられないようにするし、そこを狙っていくことをやった」。また、後半開始から体強く、空中戦でも力を発揮するFW加藤千尋が投入され、前線でボールが収まる変化が生まれることを予想。自身が飛び出していくチャンスがあると考えていたMFは、その狙い通りに「ここぞ」の場面で前線まで駆け上がってゴールを決めた。
現在は8番を背負っているが。現3年生の世代では1年時から10番をつけてきたエース。その技術、パスセンスの高さを期待されてきたMFは相手の急所を突くドリブルや、決定的なラストパスを入れるシーンがあったが、なかなかチームの結果に結びつかなかった。周囲の期待通りの結果を出してきたとは言い難い。それでも技巧派MFらしからぬ泥臭く体を張る部分や、走ることで奮闘。県予選突破に大きく貢献した。今大会の2回戦はフル出場し、3回戦はベンチスタート。後半にギアを上げる役割となったが、チームは0-0からのPK戦の末に勝利と納得の行く活躍をすることはできていなかった。
「チームが勝てばいいんで。自分ができることを出た時にしっかりやろうかなと」と語るが、自分が試合を決めたいという思いを持っていたのは事実。先発復帰したこの日は中盤中央でのハードワークで貢献しながら、1チャンスを狙い続けていた。そして榎本雅大監督代行から求められていた「ゴールに絡む」という部分をこの日は結果に。「久しぶりのゴール」で自信を増したMFが青森山田戦も結果を残して、チームを決勝へ導く。
(写真協力=高校サッカー年鑑)
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】高校総体2016
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[NBチャンピオンシップU-16]尚志がPK戦で横浜創英を下し、準々決勝進出!来年、再来年の飛躍のために“全国大会級のU-16大会”で自信を掴む
ゲキサカ / 2024年9月16日 10時39分
-
U-17日本代表がアメリカとの乱打戦を4-3で制し、「国際ユースサッカーin新潟」2連勝!
ゲキサカ / 2024年9月15日 19時20分
-
インハイ決勝で2G1AのMF長璃喜(昌平)が貴重な追加点。連発し、U-17日本代表からの“飛び級”を狙う
ゲキサカ / 2024年9月13日 17時31分
-
「国際ユースサッカーin新潟」初戦で初代表組8人先発!U-17日本代表がFW前田、MF長、MF田中のゴールでペルーに3-0で快勝!
ゲキサカ / 2024年9月13日 10時59分
-
「乗り越えなきゃいけない壁」に直面している両雄が探す浮上のきっかけ。終盤にスコアが動いた流経大柏と青森山田の強豪対決は2-2の痛み分けに
ゲキサカ / 2024年9月10日 12時46分
ランキング
-
1大の里 2度目優勝で“最速大関”当確に花!天敵・豊昇龍に勝利「最高の相撲を取った」
スポニチアネックス / 2024年9月21日 17時57分
-
2湧いて出てくる大谷翔平の“化け物記録” 離されるレジェンドたち…驚愕データの数々
Full-Count / 2024年9月21日 19時37分
-
3大谷翔平、凱旋試合で記録更新の“52-52”達成!2試合で9安打4HR12打点と大爆発、ド軍は逆転勝利
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月21日 14時35分
-
4マンC、CL含む複数大会で追放か 115件の違反疑惑…プレミア4連覇クラブ激震「世紀の裁判」へ
FOOTBALL ZONE / 2024年9月21日 11時45分
-
5大谷翔平は「ばかげている」 悪球打ち弾に敵軍放送局も呆れ…“被弾投手のワード”実況自粛
Full-Count / 2024年9月21日 14時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください