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上位争いへ生き残りかけた一戦は横浜FMに軍配、俊輔欠場続くも第2S無敗で3位に浮上

ゲキサカ / 2016年8月6日 21時50分

[8.6 J1第2ステージ第7節 柏1-2横浜FM 柏]

 上位争いへの生き残りをかけた一戦は横浜F・マリノスが柏レイソルに2-1で競り勝った。横浜FMは4試合ぶりの勝利。第2ステージで7試合負けなし(4勝3分)とし、3位に浮上した。一方の柏は連勝が3でストップした。

 リオデジャネイロ五輪バックアップメンバーのDF中谷進之介の離脱でDF増嶋竜也が先発出場した柏。前半7分、右サイドで相手DFをかわしたFW伊東純也がクロスを供給。DF小林祐三に競り勝ったFWクリスティアーノが頭で合わせたが、枠を外してしまい、先制のチャンスを逃した。

 前半14分にはお互いに決定機。まずは柏がFKからクリスティアーノがゴール前に放り込み、GK榎本哲也のパンチングがDF中澤佑二に当たってゴール方向にボールが転がる。オウンゴールかと思われたが、カバーに戻ったMF喜田拓也にライン際でクリアされてしまう。横浜FMは、PA手前の左でボールを受けたFWカイケが右足一閃。強烈なシュートが枠に飛んだが、右ポスト直撃。前半はお互いにチャンスがありながらもゴールネットを揺らせなかった。

 だが、均衡は後半6分に破れる。左サイドでパスを受けたMF天野純が鋭いクロスを入れると、ニアのDF中山雄太がクリアミス。これがオウンゴールとなり、横浜FMが先制に成功した。だが、柏は同23分、左サイドからクリスティアーノがFKでゴール前にボールを入れると、PA右から中央へフリーで走り込んだ中山が汚名返上の同点ゴールを叩き込み、1-1で試合を振り出しに戻した。

 MF中村俊輔が欠場の横浜FMだが、セットプレーから決勝点を挙げる。右CKから天野が左足でインスイングのボールを入れると、こぼれたボールを最後はMF中町公祐が左足で押し込み、2-1。柏の反撃を耐えしのぎ、横浜FMが接戦をモノにした。試合後のヒーローインタビューで中町は「ホームで引き分けが続いていたので勝てて良かった。(チームの)雰囲気はいい。あとは引き分けをより勝ちに持っていくかが大事」と気を引き締めていた。
●[J1]第2ステージ第7節 スコア速報

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