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[ADIDAS CUP 2016 in OSAKA]帝京大可児が大阪学院との準決勝制す!全国での敗戦から学んだ崩し、我慢が勝因に

ゲキサカ / 2016年8月17日 18時11分

 この後、勝負どころで細かいミスやハードワークを欠いた部分が出た大阪学院。それでも勝利への執念を見せるブルーのユニフォームはアディショナルタイムに敵陣PAやや外側の位置でFKを獲得する。だが、乾の左足シュートは壁に当たって試合終了のホイッスル。相手の攻勢に飲み込まれずに1点リードを守った帝京大可児が決勝進出を決めた。

 帝京大可児が全国総体から成長を示した部分が攻撃面のほかにもうひとつある。それは押し込まれている時間帯で崩れずに立て直し、逆に少ないチャンスをものにした点だ。全国総体の前橋商戦では終了間際の失点で敗れていただけに、堀部監督は「あそこで持ち直せるようになった」と頷き、森田も「今までだったら、最後のFKとかでこぼれ球を押しこまれていたと思う。インハイで残り3分くらいに失点してからみんなの意識が変わった」と語ったように、幾度かあった苦しい時間帯を乗り越えて決勝進出。また、今大会はAチームの主力組とBチームの主力組の混成チームで臨んでいるが、アピールを目指す選手たちの奮闘と危機感を持った主力組の競争によって意識高い3日間を送った。決勝では綾羽高(滋賀)に敗れて金沢ユース大会に続く準優勝に終わったが、指揮官が「悔しい思いをしたのでこれがいい方向に向けば」と期待したように、岐阜のV候補筆頭はあと一歩で連続準優勝に終わっている悔しさをエネルギーにして4年ぶりの全国出場を目指す選手権でぶつける。

[写真]前半3分、帝京大可児はMF浅井が左足ダイレクトで先制ゴール

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】ADIDAS CUP 2016 in OSAKA
 

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