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[ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA]「相手よりも走って、喋って、戦う」東海大福岡が2連覇!新校名で初めて臨む選手権へ弾み

ゲキサカ / 2016年8月20日 16時45分

 松山工も1対1で強さを発揮した志摩やCB水戸悠輔(2年)が最後の局面で跳ね返すと、MF西河翼(3年)やMF大木秀仁(3年)を起点に反撃。地上戦で勝負して相手PAの攻略を図った松山工は後半、セットプレーから決定機もつくり出して東海大福岡ゴールを脅かす。だが、1-0のまま試合を進めた東海大福岡は後半25分、及川からのパスを受けた橋本が右足ミドルを突き刺して2-0。松山工も終盤にカウンターからMF芳之内啓(2年)がPAへ切れ込むなどチャンスをつくったが、1点を奪うことができなかった。

 平清孝総監督が強敵との対戦で劣勢になっても挫けないような自信をつけることを期待していたが、東海大福岡はチームの自信を深める優勝。「相手よりも走って、喋って、戦う」勝つ部分を発揮しての見事な勝利だった。及川は「きょうはみんな一人ひとりが声出して戦っていたので勝てたと思います。結構夏の時から走ってきたので体力のところは自信があった。自分最後の代なので絶対にヒガシ倒して全国に行きたいと思っている。今からの時間を大切にするしかない」。選手権福岡県予選は全国連覇を狙う東福岡高や九州国際大付高、筑陽学園高などが名を連ねる激戦区。チームにとっては4年ぶり、新校名で初となる全国出場へ、東海大福岡が「ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA」優勝を弾みとする。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA

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