[ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA]3年生奮起の松山工は準優勝、冬の躍進へ課題も明確に
ゲキサカ / 2016年8月20日 6時44分
[8.19 ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA 松山工高 0-2 東海大福岡高 グローバルアリーナ]
今夏の全国高校総体で1勝した松山工高にとって「ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA」は目標の日本一へ課題と収穫のある大会となった。今大会は国体予選参加によって注目の大型GK伊藤元太(1年)や全国総体でゴールを決めたFW向井和哉(1年)が不在の松山工だったが、GK野口龍也やFW脇田拓海ら3年生たちが奮起。グループリーグ3試合をいずれも1点差で競り勝って決勝へ進出し、坂本哲也監督も「経験値を上げる、質を上げる、層を厚くする大会になった」と頷いていた。
決勝は60分間の勝負で東海大福岡高に最後まで走りきられてしまったが、そのプレッシャーに怯むことなくショートパスを繋いで勝負。時にCB志摩奎人(2年)のフィード力の高さも活かして相手DFラインの背後を取るなどチャンスも作り続けていた。また我慢強い守備も見せていたが、同時に細かいミスや球際の攻防で劣る部分があったことも事実。坂本哲也監督は「ハードなプレッシャー、身体をぶつける部分……まだまだだということが明確になった」と語っていたが、チームは課題を持って今後のプリンスリーグ四国や選手権予選に臨む。
志摩は「選手権ではもっと高い目標を目指していかないといけない。練習から意識していきたい。チームの目標は日本一なんでそこに行けるまでに何ができるか考えていけないといけない」。
昨年度は全国高校選手権16強。愛媛をリードし、四国、全国の舞台で健闘する松山工は全国上位との接戦を勝ち切ってひとつでも上のステージに立つ。志摩や伊藤と下級生に注目タレントを擁し、エースMF大木秀仁(3年)中心に冬へ向けて意識高まる3年生。「ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA」で学んだことを練習から意識して、高めていく。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】ADIDAS CUP 2016 in FUKUOKA
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
個人、チームで再現性を出した崩し。三重がタフな四中工をPK戦で下して「一歩前進」の三重決勝進出
ゲキサカ / 2024年6月26日 19時24分
-
[総体]三重準決勝、三重がPK戦で四中工撃破!2年生GK本馬が1本ストップ(10枚)
ゲキサカ / 2024年6月26日 19時22分
-
2年前に選手権経験し、基準、目標が向上。先発2年生8人の津工が優勝した新人戦に続き、インハイ予選でも三重決勝進出
ゲキサカ / 2024年6月26日 8時29分
-
“拠りどころの甘さ”も、近江が初のインハイ予選連覇。強豪校への新たな一歩
ゲキサカ / 2024年6月9日 7時48分
-
東海大福岡は福岡決勝で惜敗し、18年ぶりのインハイ届かず。ラストの部分を向上させて目標へ挑戦
ゲキサカ / 2024年6月3日 12時41分
ランキング
-
1【巨人】阿部監督は勘違い連発の審判団を擁護「審判の方も人間ですから」
東スポWEB / 2024年6月30日 19時1分
-
2【F1】ハースが6、8位のW入賞で〝小松マジック〟炸裂「今回のMVPは小松さん」の声も
東スポWEB / 2024年7月1日 0時21分
-
3男子バレー日本代表、47年ぶりの銀メダル!福澤達哉さん「まだまだ伸びしろしかない」【ネーションズリーグ総括】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月1日 8時52分
-
4球宴本塁打競争が新ルールに 時間制に加えアウト数も採用へ 大谷翔平の出場へ支障なくなる可能性も
スポニチアネックス / 2024年7月1日 10時39分
-
5【陸上】衝撃Vの久保凜 いとこは久保建英 サッカー少女時代の憧れは澤穂希とブラジルのスター選手
スポニチアネックス / 2024年6月30日 17時19分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください