1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[関西U-16~Groeien~]互いに課題と良さ見えた強豪対決、大阪桐蔭vs四中工は3-3ドローに

ゲキサカ / 2016年8月25日 20時32分

 突き放したい四中工だったが、最後の局面でミスが出て追加点を奪うことができない。対して大阪桐蔭は周囲を活かす動き秀でるFW木村勇大の折り返しからMF岩本京悟が決定的なシュートを放つなど勢いづく。そして39分、連続でショートパスの繋がった大阪桐蔭は田中の縦パスを受けた西山がすかさずスルーパス。切り返しでDFを外した木村が右足でゴールへねじ込んで3-3の同点に追いついた。

 四中工は44分、左サイドをFW林直樹がワンツーで突破し、そのクロスをニアで東田が合わせたが決め切ることができない。直後の右CKから中村が決定的なヘディングシュートを放ったが、これを大阪桐蔭GK周参見剛がビッグセーブで阻止して強豪対決は勝ち点1を分け合う結果となった。 

 樋口士郎監督も見守った中で戦った四中工は、勝てば全国大会出場枠の2位浮上の可能性もあっただけに痛い引き分け。大志を抱いて入学してきている選手たちにとっては勝ち切ることの難しさを感じた試合をとなった。山崎部長は「チャンスは作れている。でも際のところのツメの甘さが出た。勝ちどころを逃さないというところはこの子らに足りないところ。90分勝負ではそれを逃したら許してくれないですね」。残り1試合、逆転での2位を目指してこの日の反省点を繰り返さないようにする。 

 一方、大阪桐蔭は金正コーチが「今年はよりチームとしてやらないといけない」という世代。だが、Groeienを通して着実に成長してきている世代の技術は2、3年生と比べても引けを取らないというだけに、この日も試合の中で見えた「明確にやらなければならない部分」(金正コーチ)を徹底し、チームとして、個としてより成長する。

[写真]後半38分、大阪桐蔭はFW木村が右足で同点ゴール

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
関西U-16~Groeien(育てる)~2016特集ページ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください