1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[関西U-16~Groeien~]1位2位対決で神戸弘陵撃破!興國が開幕8連勝で2連覇達成!!

ゲキサカ / 2016年8月26日 7時35分

 ボール支配の時間を高めた神戸弘陵だが、その前に興國GK岸が立ちはだかる。18分に中濱が強引に打ち込んだ左足シュートをセーブすると、こぼれ球に飛び込んだ深見のシュートもはじき出す。この後、互いにチャンスをつくり合う中で特に目立ったのが岸やCB芝田将ら興國守備陣の堅さ。39分にもFW高木翼の決定的なヘッドを岸が素晴らしい反応でストップするなど同点ゴールを許さなかった。神戸弘陵の森コーチは「どのゲームも悪く無い。でも決定的な仕事ができない。守れる選手と決めれる選手、点を動かせる選手がいない」。点を動かせる選手の不在が響いた神戸弘陵に対し、前掛かりになった相手の背後を取った興國はアディショナルタイム突入後の46分にMF上瀧翼の縦パスで抜け出したMF登幹介が左足で3点目のゴール。さらに48分にも左オープンスペースへ抜け出したFW西山倖太朗の折り返しをMF内山颯基が押し込んで優勝を決めた。

 個々の身体能力の高さに加えて、風巻コーチが「今年はみんな技術が高い」と分析する興國。昨年とはまた違う色を出してタイトルを勝ち取った。8試合で得点30、失点わずか4という“横綱相撲”のような勝ちっぷり。風巻コーチは何より2点目のシーンで見られたように、GKとの1対1のシーンで慌てて打ち切ってしまうのではなく、より高い選択肢を選んでゴールに結びつけるプレーが出たことを喜んだ。「個の強い集団がチームになってきた」

 彼らの目標は興國のサッカーを全国で披露すること。米田は「どんな相手でもバルサみたいに主導権握れるサッカーがしたいです。チームとしては2年後の選手権では全国の人に興國のサッカーはこんなに凄いんだと知らせないとダメだし、それが自分らの使命やと思う。バルサみたいな前線の迫力とリスクあるけれど徹底したパス回し、それは見ている人も楽しいと思う」。2連覇を達成したが、目標はもっと先にある。先輩たちを上回るような日常を送って全国へ。「関西U-16~Groeien(育てる)~2016」も岸が「明日もあるんで全勝優勝狙っていく」と力を込めたように、先輩たちが成し遂げられなかった全勝Vを果たして終える。

[写真]後半8分、興國は古川が勝ち越しゴール
 
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
関西U-16~Groeien(育てる)~2016特集ページ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください