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[関西U-16~Groeien~]東山は王者相手に3-0から逆転負け・・・荒木「ミスしてもブレない」チーム、GKに

ゲキサカ / 2016年8月27日 18時9分

[関西U-16~Groeien~]東山は王者相手に3-0から逆転負け・・・荒木「ミスしてもブレない」チーム、GKに

[8.26 関西U-16~Groeien(育てる)~2016第9節 興國高 4-3 東山高 伊勢ヴィレッジB]

 東山高の選手たちにとっては90分間勝負の厳しさを味わう試合となった。前半は前からのアグレッシブなサッカーとMF飯田敏基の2発で2点をリード。後半6分にMF長坂大陸が加点して3-0とした。後半半ばまでは崩れるような気配もなく試合を進めていたが、後半20分と21分に連続失点すると、雲行き怪しい展開に。疲れに加えて、味方同士で雰囲気を悪くしてしまう部分も出てしまい、後半40分の決勝点によって逆転負けした。

 興國高の全勝Vを阻止するため、逆転で2位に食い込むため、試合前の選手たちのモチベーションは非常に高かった。そして納得の展開で試合を進めた60分間。GK荒木光汰は「失点するまでは他のチームが負けているのは何でかなと思ったんですけど。でも、相手が強いというよりも自分たちが落ちてしまった」と悔しがる。優勝チーム相手にも十分やれることを示したが、自分たちのパフォーマンスを維持することができず、また立て直すことができずに敗れてしまった。

 東山のAチームに参加しているというGK荒木は責任を強く感じていた。「自分がコーチングしていることが味方に伝わっていなかったり、失点した流れを全員で止めることができなかったことが連続失点に繋がったと思う。止めれた試合の時は全部ゼロとかに抑えることができるんですけど、一個失点した時に自分の崩れがチーム全体的に繋がって崩れてしまう。ミスしてしまっても、ブレずにやらなかったらチームも崩れてしまう。改善していきたいです」

 自身は悪い流れを変えられるGKに、そしてチームを勝たせられるGKになる。身長は175cmほどで決して長身ではない荒木はパントキックや攻撃参加する部分とともに周囲との連係を武器にしている。それだけに声でチームを勇気づけ、また危険を自分の声で消すようにならなければならない。「サイズはあまり大きくないので、難しいところにシュート打たれたら難しくなる。それを打たせないようにDFと協力して抑えられるGKになりたいです。まず、トップチームで試合に出ることと、試合に出るだけじゃなくてしっかり勝ちに貢献できるようなGKになりたいです」

 西野将貴コーチは1年生たちへ向けて「3年生の中に入って行くくらいじゃないと大成しないと思う」。1年生だから無理ではなく、今からAチームに入っていくことを目指して努力することを期待していた。荒木も「1年やからとかじゃなくて、ダメなところはしっかり努力して改善していきたいです」。期待の守護神は1年生から妥協せずにAチームのポジション取りを目指す。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
関西U-16~Groeien(育てる)~2016特集ページ

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