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武藤の復活ヘッド弾で追い上げも…香川フル出場のドルトムントが開幕戦でマインツ下す

ゲキサカ / 2016年8月28日 0時37分

武藤の復活ヘッド弾で追い上げも…香川フル出場のドルトムントが開幕戦でマインツ下す

[8.27 ブンデスリーガ第1節 ドルトムント2-1マインツ]

 ブンデスリーガは27日、第1節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントはホームでFW武藤嘉紀所属のマインツと対戦し、2-1で勝った。香川はトップ下でフル出場。ベンチスタートの武藤は後半36分から途中出場し、後半アディショナルタイムに今季初ゴールを決めた。

 ドルトムントはDFマルク・バルトラ、MFセバスティアン・ローデ、MFアンドレ・シュールレ、MFウスマン・デンベレという新戦力4人が先発。前半16分、香川が右サイドに展開し、デンベレのクロスをファーサイドのシュールレが頭で折り返すと、FWピエール・エメリク・オーバメヤンが右足でシュートを打ったが、GKの好セーブに阻まれた。

 それでも、このプレーで獲得した左CKから先制に成功する。前半17分、香川がショートコーナーでつなぎ、シュールレがファーサイドへクロス。オーバメヤンがヘディングシュートを流し込み、先制点を奪った。その後はマインツも反撃に出るが、前半29分のMFカリム・オニシウォのミドルシュートはGKロマン・ビュルキが弾いた。

 1点リードで折り返した後半もドルトムントが主導権を握るが、なかなか2点目を奪えない。後半30分、シュールレの左足ミドルもGKにキャッチされた。マインツは後半36分、MFクリスティアン・クレメンスに代えて武藤を投入。2度の右膝外側側副靭帯損傷で長期離脱を強いられていた背番号9が2月6日のハノーファー戦以来となる実戦復帰を果たした。

 しかし、次の1点を奪ったのもドルトムントだった。後半43分、香川を起点にカウンターを仕掛けると、ドリブルでPA内に切れ込んだシュールレがオニシウォに倒され、PKを獲得。これをオーバメヤンが落ち着いて決め、2-0と勝利を決定づけた。

 最後まであきらめないマインツも後半アディショナルタイム、FWパブロ・デ・ブラシスの右クロスに武藤が頭で合わせ、1点を返す。今季初ゴールの武藤は昨年11月28日のフランクフルト戦以来、約9か月ぶりの得点となり、開幕戦でいきなりの復活弾。1-2と追い上げたが、同点に追いつくことはできなかった。
●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

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