浅野、“幻のゴール”に悔しさも「しっかりミートできていれば…」と反省
ゲキサカ / 2016年9月2日 5時28分
[9.1 W杯アジア最終予選 日本1-2UAE 埼玉]
決まったと思った。そして、実際にボールはゴールラインを越えているように見えた。しかし、後半32分にFW浅野拓磨(シュツットガルト)が放ったシュートはゴールとは認められず、日本は最終予選初戦を1-2で落として黒星スタートを切った。
ベンチスタートになった浅野に出番が巡ってきたのは、1点のビハインドを背負って迎えた後半21分。FW岡崎慎司(レスター)に代わり、最前線へと投入された。「裏をドンドン狙って行けと言われてピッチに入ったので、味方がボールを持ったら裏というのを一番に意識した」。そう語ったように投入直後には、MF大島僚太(川崎F)が送ったロングボールに反応して裏に抜け出そうとするなど、任務を遂行しようとピッチ上を駆け回った。
そして、決定機が後半32分に巡ってくる。右サイドから送ったDF酒井宏樹(マルセイユ)のクロスをファーサイドのFW本田圭佑(ミラン)がヘッドで落とすと、反応した浅野が左足で合わせてゴールを強襲。しかし、ゴールラインを越えたと思われたボールはGKハリド・エイサに掻き出され、判定はノーゴールに。
「自分でもミートしたとは思わなかったけど、入っていたかなと思いました。でも、審判を見てもゴールとは言っていなかったので…」と振り返りつつも、あの場面で決め切れなかった自分に力が足りなかったと反省を口にする。「もっと自分がしっかりミートできていれば、ネットを揺らしてゴールという判定にできたと思う。僕の技術ミスです」。
1-2と黒星スタートとなったが、中4日でアウェーのタイ戦を迎える。「ホームでの初戦を落としてしまったのは本当に悔しいし、僕自身も決められたと思う。僕自身、まずはしっかりと次の試合でゴールを決めて終われるようにしたいし、切り替えて次の試合で絶対に勝たないといけない」と次戦では正真正銘のゴールを奪って、チームに勝利をもたらそうと気持ちを切り替えた。
(取材・文 折戸岳彦)
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