1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[プレミアリーグWEST]リスタートを切った“赤い彗星”東福岡、アウェーでG大阪ユース撃破

ゲキサカ / 2016年9月4日 17時37分

[プレミアリーグWEST]リスタートを切った“赤い彗星”東福岡、アウェーでG大阪ユース撃破

[9.3 高円宮杯プレミアリーグWEST第11節 G大阪ユース 0-2 東福岡高 G大阪グラウンド]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグWESTは3日に第11節を行い、前年王者のガンバ大阪ユース(大阪)と昨年度全国2冠の東福岡高(福岡)が対戦。後半に2得点を奪った東福岡が白星を手にした。

 昨年度のタイトルホルダー同士がぶつかった一戦ではあるが、両者ともに後期初戦となった前節は白星を掴めず。加えて、東福岡は今節、攻撃の二枚看板であるMF藤川虎太朗とMF高江麗央をコンディション不良で欠く苦しい試合を強いられた。

 ただし、「アイツらがいなくても負けたくないというのは皆思っていたので、モチベーションは高かった」とDF児玉慎太郎が口にしたように、ピッチに立つ選手の気合は十分。東福岡は立ち上がりから、「ウイングバックの杉山(天真)と山下(令雄)の所で奪って速く攻めたかった」(宮本恒靖監督)という理由で従来の4バックではなく3バックで対抗したG大阪をピッチを広く使ったボール回しで押し込んだ。

 最初のチャンスは前半4分。左サイドの混戦を抜け出したMF田尻京太郎がゴール前に低いクロスを展開。一度は相手DFにクリアされたものの、アンカーの鍬先祐弥が逃さずダイレクトで打ち返し、ファーストシュートをお見舞いする。36分にも右サイドを攻め上がったDF砂原一生のクロスからMF福田湧矢がヘディング弾を放つなど、以降もG大阪を押し込んでチャンスを作ったものの、「最後の所で思うように仕掛け切れなかった」(森重潤也監督)とゴールネットを揺らせない。 一方で時間が少なかった守備に関して、「ガンバは特にテクニカルな選手が多いので、ゼロに抑えようとこの1週間、意識してきた」(児玉)と集中を切らさず冷静に対処。カウンターを受けそうになってもボールホルダーに対して人数をかけて対応し、決定機を与えない。

 後半に入ってからも流れは変わらず。6分に右サイドから中央にカットインした田尻のシュートがクロスバーに直撃。続く9分にはGK前島正弥が自陣から勢い良く蹴ったボールが相手ゴールに襲い掛かるなど惜しい場面を作りながらもゴールが奪えない。時間の経過と共にG大阪の攻撃も機能し始め、12分には中央でボールを持ったMF芝本蓮からPA左へボールが展開。フリーで走り込んだMF食野亮太郎が強烈なシュートを放ったが、前島のセーブに阻まれた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください