2戦連続不発の香川「最終予選の難しさ感じた」
ゲキサカ / 2016年9月7日 2時56分
[9.6 W杯アジア最終予選 日本2-0タイ バンコク]
ふがいなかった。日本代表MF香川真司(ドルトムント)は1日のUAE戦(1-2)に続いてフル出場したが、この日も得点に絡めず、不完全燃焼に終わった。
「難しい試合だったけど、チームみんなで勝てて良かった」。この日はセットプレーのキッカーも務めたが、なかなかいい形で攻撃に絡めない。最大のチャンスは後半19分。FW原口元気のスルーパスからゴール前に抜け出し、左足でシュートを打ったが、コースが甘く、GKに弾かれた。
UAE戦に続いて決定機を生かせず、2試合連続の不発。「そこは課題だし、決めないといけない」と唇をかむ背番号10は「もう終わった試合。やり続けるしかない」と前を向く。UAE戦で両足に打撲を負い、翌日は別調整となるなどコンディションは万全ではなかった。それでも先発起用の期待に応えたかった。
「1試合目を落として、必ず勝たないといけないプレッシャーをみんな感じていた」という完全アウェーの第2戦。高温多湿、劣悪のピッチという悪環境とも戦った。「あらためて最終予選の難しさ、厳しさを感じる2試合だった」。1勝1敗のスタート。「また来月、厳しい2試合が待っている」と表情を引き締めた。
(取材・文 西山紘平)
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