旅立ち目前のU-16日本代表、アジア想定の練習試合を辛くも制す
ゲキサカ / 2016年9月9日 23時8分
サイドの守備で本番ならば絶対に許されないゆるさが出るなど反省点の多い試合だったが、負傷明けの山田が確かな存在感を示したのは好材料となった。山田本人は「復帰して90分(出場するの)は初めてだったけれど、得点できて良かった」と一安心の様子で、森山監督も「山田は大きなオプションになる」と手ごたえをつかんだようだった。
チームは11日に日本から飛び立ち、決戦の地インドへ降り立つ。ここに来て負傷者が続出してしまっているのはやや不安要素だが、「チームの雰囲気は本当にいい」とMF瀬畠義成(JFAアカデミー福島U18)と言い、森山監督が「練習から気持ちが入ってやれている」という心理面での充実があるのはポジティブな材料。「今は緊張とかプレッシャーじゃなく、『早く試合をやりてぇな』という気分」だと笑う熱血指揮官の下で、U-16日本代表が世界切符を懸けた戦いへと旅立つ。
[写真]鹿島ユース戦、MF福岡が右足で決勝点を決める
(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
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