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アーセナル、土壇場のPK弾でサウサンプトンに逆転勝利! 2連勝でCLに弾みつける

ゲキサカ / 2016年9月11日 1時0分

アーセナル、土壇場のPK弾でサウサンプトンに逆転勝利! 2連勝でCLに弾みつける

[9.10 プレミアリーグ第4節 アーセナル2-1サウサンプトン]

 プレミアリーグは10日、第4節を行った。アーセナルはホームで、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンと対戦し、2-1で逆転勝利をおさめた。ベンチスタートの吉田は3試合連続で出番はなかった。

 前節ワトフォード戦(3-1)で今季初勝利を飾ったアーセナルは、その試合から3選手を入れ替え、MFフランシス・コクラン、今夏獲得したDFシュコドラン・ムスタフィとFWルーカス・ペレスをスタメンで起用した。

 試合は開幕から勝利がないサウサンプトンが先制する。前半16分、MFネイサン・レドモンドがペナルティーアーク内でDFナチョ・モンレアルに倒され、FKを獲得。これをキッカーのMFドゥサン・タディッチが左足で柔らかいシュートを放つと、GKペトル・チェフが弾いたボールがクロスバーに当たって、チェフの背中に当たり、ゴールに吸い込まれた。なお、これはオウンゴールと記録された。

 1点ビハインドとなったアーセナルは、細かいパス回しで攻め込むもサウサンプトンの守備を崩しきるまでには至らない。それでも前半29分、左CKから味方が競ってこぼれたボールをDFローラン・コシールニーがバイシクルシュート。足を高く上げ、危険なプレーに見えたが得点は認められ、アーセナルはコシールニーの31歳バースデー弾で試合を振り出しに戻した。

 後半はアーセナルの流れで時間が進む。長短のパスで左右に揺さぶり、逆転ゴールを目指す。後半17分にはFWオリビエ・ジルとFWアレクシス・サンチェスを同時投入。攻撃を活性化させた。同21分には、FWシェーン・ロングに決定的な場面を作られたが、シュート精度のなさに助けられると、同23分にエジルのパスからPA左に侵入したサンチェスが右足シュートを放ったが、クロスバー上をかすめていった。

 後半30分にはFWアレックス・イウォビを入れたアーセナル。同26分、サンチェスの横パスをエジルがスルーし、MFサンティ・カソルラがPA右から右足シュートも相手DFの決死のブロックに阻まれる。さらに同27分には、エジルの高速パスを受けたイウォビのラストパスをモンレアルが左足シュートも決めきることはできなかった。

 サウサンプトンも後半38分にチャンスを作るが、ロングの右足シュートはGKチェフに止められ、こぼれ球に反応したMFピエール・エミール・ヘイビエルグもシュートを放ったが、GKチェフが右足で弾き出す。アーセナルは同34分、エジルが左にワンタッチで展開し、カソルラが左足で上げたクロスにジルが飛び込んだが、ヘディングシュートはわずかに左へ外れた。

 試合はこのまま終了かと思われた。だが、後半アディショナルタイム1分にジルがDFジョゼ・フォンテに倒されて、アーセナルがPKを獲得する。キッカーのカソルラが冷静に流し込み、2-1と逆転。アーセナルが2連勝で、13日のチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第1節パリSG戦に弾みをつけた。
●プレミアリーグ2016-17特集
●欧州組完全ガイド

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