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武藤が先発でELデビューも…マインツは終盤の失点でドロー

ゲキサカ / 2016年9月16日 4時1分

マインツは後半12分、DFニコ・ブンガートの先制点を喜ぶ

[9.15 ELグループリーグ第1節 マインツ1-1サンテティエンヌ]

 ヨーロッパリーグ(EL)は15日、グループリーグ第1節を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでサンテティエンヌと対戦し、1-1で引き分けた。武藤は2トップの一角で今季公式戦初先発。2月6日のハノーファー戦以来の先発でELデビューとなったが、無得点のまま後半24分にベンチへ下がった。

 マインツは前半25分、DFジュリオ・ドナーティの右クロスからPA内で武藤が競り、こぼれ球をMFパブロ・デ・ブラシスが狙うが、DFのブロックに遭う。サンテティエンヌも前半41分、FWアンリ・サイベが直接FKを蹴ったが、GKがキャッチした。

 互いに決定機らしい決定機がないまま前半をスコアレスで折り返すと、マインツは後半12分、FWユヌス・マリの左CKがファーサイドに抜けてきたボールをDFニコ・ブンガートがヘディングで押し込み、先制点。セットプレーを生かしてリードを奪い、同24分に武藤はFWジョン・コルドバと交代した。

 このまま逃げ切りたいところだったが、サンテティエンヌは後半43分、自陣からのDFケビン・テオフィル・カトリーヌのFKをPA内のFWアレクサンデル・セダールンドが頭で落とし、FWロベルト・ベリッチが右足ボレーで押し込んだ。

 土壇場で同点に追いつかれたマインツ。開幕から1分1敗のリーグ戦に続いて公式戦3試合連続勝利なし(2分1敗)となった。
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